※アイスボーン用に改修済み
「モンスターハンターワールド:アイスボーン」に登場する武器「チャージアックス(チャアク」に関する講座シリーズになります。
今回はガードポイント(GP)の使い方や、コツ、ガードポイントを用いた立ち回りについて紹介していきたいと思います。
また、ガードポイントはあくまで応用技術のような位置づけであり、基本的な使い方や立ち回りが身についたうえで使うことをオススメしています。
基本にまだ不安の残る方は、こちらの記事を参考に立ち回りを磨いていただければと思います。
■目次
- こちらの記事もどうぞ
- 「ガードポイント(GP)」の基本情報
- ガードポイント(GP)が発生する攻撃
- ガードポイントを成功させるコツ
- GPからの高(超)出力属性解放斬り
- GPを持続させる連携小技
- ガードポイントを使った立ち回り
- 終わりに
こちらの記事もどうぞ
★前回:チャアク講座の基本編
★チャージアックス以外の武器講座
「ガードポイント(GP)」の基本情報
ガードポイント(GP)とは「チャージアックスの特定の攻撃の中にあるガード判定のこと」を言います。
通常通りR2ボタンを押してガードするのと違い、攻撃の中に組み込まれたガードポイント(GP)で敵の攻撃を防ぐと以下のようなメリットがあります。
GPで攻撃を防いだ時のメリット
・通常ガードよりガード性能が高い
・盾の属性強化中はビン爆発で敵にダメージを与える
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
以下のリンクも参考になるのでぜひご確認ください。
通常ガードよりガード性能が高い
モンスターの攻撃を通常ガードで防ぐ場合より、ガードポイントで攻撃を防ぐとガード性能が上昇します。
具体的には、スキル「ガード性能Lv2」と同等の効果が得られます。
そのため、通常ガードだと「仰け反り:大」になる敵の攻撃でも「ガード性能Lv2」相当の効果があるGPで防ぐと「仰け反り:中」になる場合があります(敵の攻撃による)。
スキル「ガード性能Lv3」を付けた状態で、GPを行えばガード性能スキルMAXである「ガード性能Lv5」と同等の効果になるため、強力な敵の攻撃を簡単に防ぐことが可能です(敵の攻撃による)。
もう少し深い話をすると、盾を属性強化することでも同じく「ガード性能Lv2」相当の効果を得ることが可能で、これらの効果は重複します。
そのため、盾の属性強化状態中にガードポイントで敵の攻撃を防ぐと「ガード性能Lv4」相当の性能でガードが可能です。
最初から「ガード性能Lv1」を付けて同じ防ぎ方をすると、それだけで「ガード性能Lv5」相当のガードが可能になります。
これらのことから属性強化状態を維持することと、ガードポイントを立ち回りに組み込むことが、どれだけハンターにとって大きなメリットがあるか理解していただけたと思います。
盾の属性強化中はビン爆発で敵にダメージを与える
盾の属性強化中にガードポイントで敵の攻撃を防ぐと、盾の前方にビン爆発が起こります。
ダメージの他に榴弾であれば気絶ダメージを与えることも可能です(強属性の方がモーション値は大きい)。
そこまで大きなダメージではありませんが、こちらも確実なメリットと言えます。
ガードポイント(GP)が発生する攻撃
ガードポイントが発生する攻撃には大きく2種類あり、攻撃終わりにGPが発生するタイプのものと攻撃初めにGPが発生するものです。
発生タイミング毎にガードポイント判定が存在する攻撃を紹介していきます。
攻撃終わりにGPが発生するもの
・移動斬り
「任意の方向+〇」
・回転斬り
特定の攻撃後に△
・属性強化回転斬り
高(超)出力の出始めにR2
・斧:変形斬り
斧モードでR2
これらの攻撃は全て回転斬りの動作を行います。
この回転斬りの最後に盾を前方に構えている間ガードポイントの判定が存在します。
ボタンを押してからガードポイント発生までは遅いものの、判定の持続時間は長いのが特徴です。
攻撃初めにGPが発生するもの
・剣:変形斬り
剣モードでR2+△or納刀からR2
斧モードへの変形時の、一瞬だけ剣と合体した盾がハンター前方に来るタイミングにガードポイントの判定が存在します。
ボタンを押してからガードポイントの発生までは早いものの、持続時間は一瞬しかありません。
アイスボーン追加要素:新しいガードポイント
アイスボーンから追加された斧強化に使用する「属性廻填斧強化斬り」の出始めにもGPは存在していますが、判定が短くシビアなため安定させるには多くの練習が必要になります。
「属性廻填斧強化斬り」は高出力中にL2で使えます。
技の出始めに存在するGPは上記の通り判定がシビアなので、トレーニングルームなどで確認してから狙ってみましょう。
ガードポイントを成功させるコツ
ガードポイントを成功させるには、自分の攻撃のGP発生タイミングや判定の持続時間を理解しつつ、モンスターのモーションを正確に見切る必要があります。
モンスターの攻撃に咄嗟にGPを合わせようと思った場合は、前述の「剣:変形斬り」を使いましょう。
ボタン入力からGP発生までの時間が短いため合わせやすくオススメです。
しかし「剣:変形斬り」はGPの持続時間が短く、少しでもタイミングがずれると攻撃を防げません。
そのためモンスターの攻撃が当たる直前まで引き付ける必要がありますが、失敗するくらいなら普通にガードしても良いでしょう。
回転斬り系のGPは発生は遅いですが持続時間が長めです。そのため、回転斬り後にモンスターの攻撃が当たりそうな場合は焦って操作せずにそのまま待っているとGPに当たることも多いです。
モンスターの攻撃に合わせに行く場合も、発生の遅さと持続の長さを計算して技を使っていきましょう。
GPからの高(超)出力属性解放斬り
「第1弾チャージアックスの操作・使い方と立ち回り基礎講座」でも記載しましたが、 チャアクは盾ガード時の怯みが最大の場合を除いて高(超)出力に派生できます。
記事の中にもある通り超出力を高出力にグレードダウンさせるコマンドも存在します。
前述の通りチャアクは属性強化することでガード性能が上がり、さらにGPでもガード性能が上がります。
そのため、属性強化やGPを上手く使って立ち回れば盾受け能力が高くなるため大きく怯むことは少なく、結果的に盾受けから高(超)出力に派生させやすいのです。
「盾受け」→「高(超)出力」は高(超)出力までの派生が早く、上手く使えば敵の攻撃終わりの隙を突くため反撃も貰いにくいです。
本来チャンスがないモンスターの攻撃の合間を縫うように攻撃できるため、GPをうまく活用して高(超)出力を叩き込むことは上級者を目指すうえで必須となります。
後述する高(超)出力以外の派生パターンもあるので、状況に応じて使い分けていきましょう。
ガードから派生できるコンボ
「ガードからの高(超)出力派生」以外にも、ガードから派生できる攻撃にはいくつか種類があるので紹介します。
通常ガードでもGPでガードした場合でも怯みが最大でなければ派生できますので、覚えておいてください。
怯みが最大の時以外のガードから派生する攻撃
・『ガード』→『△+〇』
ガード→高(超)出力
・『ガード』→△
ガード→斧変形攻撃
・『ガード』→〇
ガード→溜め2連斬り
これらを状況に応じて使い分けられると幅が広がりますので全て覚えておきましょう。アイスボーンからは「強化撃ち」にも派生可能です。
盾からの派生に関して詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
GPを含む盾受けから「横ステップ→回転斬り」と繋ぐコンボもあります。
位置調整やゲージ回収など、使い勝手のいい連携になりますので、こちらも知っておくと便利です。
GPを持続させる連携小技
回転斬りモーションのGPを存分に持続させた後に、斧への変形斬りを繰り出すことで、GPからGPへ繋ぐことが可能です。
回転斬りのGP判定持続中に敵の攻撃を防げなかった場合などに、このつなぎ方を覚えておくと保険として使えます。
または、
剣変形→斧変形→剣変形→斧変形...
と、変形攻撃を交互に繰り返す事でもGPの判定を量産できるので、覚えておくといいかもしれません。
ガードポイントを使った立ち回り
実際の戦闘でGPばかりを意識するのもあまりよくありません。
あくまでモンスターの攻撃を避けてから、その隙にこちらが攻撃し、避けきれない時はガードという流れが基本になります。
この基本の流れの中にGPを織り交ぜることで、攻撃チャンスを増やせる場面がないか考えることが上手く使う近道です。
例えば、
「剣の△×2で攻撃したタイミングで地上にいるリオレウスが火を吐こうとしていたら」、攻撃をやめてすぐ左右に回避するのもいいですが、『「△×3」で回転斬りを出し切り、ブレスをGPで受け止め、そのまま高(超)出力に派生させ頭に叩き込む。』という選択肢も出てきます。
もちろんこれは立ち位置や自分の体力、切れ味や属性強化の状態、ビンの状態、GPが間に合うかどうかなどを考えて、総合的に判断しましょう。
モンスターの攻撃を自分の攻撃の起点にできるので、チャンスがあるか考えながら「今ならGPカウンターがいける!」と思ったら試しつつ、自分なりの経験値を積んでいきましょう。
ただ、安全で安定するのは回避や純粋なガードになるので、最初に言った通りGPばかりに気を取られないようにしましょう。
あくまでGPは選択肢の一つとして基本に織り交ぜる意識が大切です。
終わりに
GPは魅せ技のように思われがちですが、仕組みをわかってしまえばそこまで難しいものではありません。
そして、GPはあくまで複雑なチャアクを構成する要素の1つであり、無理に狙いすぎるものでもありません。
その時の状況や自分の反応速度も考えて、最適な行動は何かを常に考えるようにしましょう。
しかし、慣れてしまえば敵に張り付きながら強力な攻撃を繰り出せる場合が多いので、基本の立ち回りが身についてきたら練習してみるのがおススメです。