『MHWの弓の使い方を教えて欲しい。』というお問い合わせを頂きましたので、実際に調べまくって使いまくって気づいた点を色々と書いていきたいと思います。ぜひご覧ください。
■目次
こちらの記事もどうぞ
使いやすい弓は?
飛雷弓【羽々矢】(トビカガチ)がオススメ
ゲイルホーンをやたらと推す人もいるが、これは発売直後に誰かが言ったものがさほど調べられもせずに拡散されまくった結果のようで、実際そこまで強くはない。
よく拡散されている内容としては、抜刀一矢特化のスキル構成にゲイルホーンを担いでいくもの。
弓はモーション値が過去作より大幅に低下した上で、属性値は据え置きとなっている。そのためゲイルホーンに無属性強化スキルをのせたところでたいした火力にはならない。果てしない失敗の末に上手くいったところを載せているTA動画などを見ると強そうに見えるが、実際ゲイルホーンの一矢特化で火力を出せるのは『一部の構成・一部の相手・限定的な場面』が揃う必要があり、汎用性を考えるとむしろ弱い方かも。
念のため断っておくが、『竜の一矢』という技自体が弱いわけではない。竜の一矢が有効な場面で正しく運用し、フルヒットなどさせた場合は、もちろんかなり火力がでる。しかし、前述のように限定的な場面でのみ本来の性能を引き出せる技のため、乱発するような技ではない。
そんなこんなで、火力は無属性弓よりも属性弓の方が強い。
他の武器は無属性武器が強かったりもするけど、弓に関して一番いいのは敵毎に弱点の属性弓を持つこと。
飛雷弓【羽々矢】(トビカガチ)は、雷が通るモンスターも多く、そもそものスペックが非常に高いため、とりあえず作るなら一番最初に作りたい弓となっています。
追記:ガイラアロー雷について
マムタロトの鑑定武器で手に入るガイラアロー雷は、属性解放を行えば火力面でカガチ弓を上回ります。
しかし、属性解放が必須なことや麻痺ビン強化が存在しないこと、そして入手難度が高いことなどを踏まえるると、とりあえず作っといて損しないという意味でオススメはカガチ弓となります。
念のためもう一度書きますが、誰相手でもカガチ弓を持つのではなく、モンスターの弱点属性の弓を持って行くのが最もおススメです。
オススメスキル
弓におすすめのスキルを紹介していきます。
体術
後述する弓の立ち回りである『CSループ』で必須級のスキル。弓にとって体術スキルはそのまま火力スキルとなるため、下手な火力スキルをのせるくらいなら体術を組み込もう。
スキルレベルはレベル5までとなっていて、固定スタミナ消費量が50%軽減される。
固定スタミナが50%を超えて軽減されることはないため、強走薬などと組み合わせる場合は体術のレベルは3で止めておいて問題ない(強走薬などは体術Lv2程度の性能)。
スタミナ急速回復
過去作ほどの回復速度ではないものの、弓との相性はいいため優先的につけて問題ないスキルとなっている。
キノコ大好き
快適なことはその通りだけど、弓にとっては強走薬を飲み放題になるのが大きい(Lv3での話)。
強走薬で代用可能なため、付ける付けないは自由だが選択肢には十分入る。
体力増強
言わずと知れた事故防止スキル。ソロなら付けなくてもいいが、高難易度マルチにおいてはマナーにも近い(必須とは言わないけれど)。
耳栓
言わずと知れた攻防一体の優良スキル。
弓溜め段階解放
溜め4段階目が解放されるスキル。今作の弓は最大溜め段階をキープすることが立ち回りの基本になるため、非常に強力な効果となっている。珠を持っているなら積極的に装備したい。ただし、強弓珠は猛烈に出ない…。
弱点特攻
弱点を狙いやすいガンナーにとってはなかなか有効なスキル。
立ち回り
弓での立ち回りについて紹介していきますが、トレーニングルームなどに入って実際に動かしながら読むことをオススメします。また、弓の溜め段階はスキルで解放していない『3』が上限の場合で書いています。
とりあえず曲射は使わない方向で
ソロやガンナーだけで固めたフレンド部屋だったりすれば使っても問題ないが、超低火力な上に味方の行動を妨害するため曲射は基本的に不要となる。ソロであっても優先的に取る行動ではない。
ソロでは弱点狙い、マルチでは全体を見ながら
ソロでやる場合は弱点を的確に狙って立ち回りたいが、マルチで弱点に射続けるのはほぼ不可能。マルチの際は『味方と固まり過ぎない、味方を射線から外す、敵から離れすぎない、何より死なない』を意識して立ち回るようにしよう。
竜の一矢
竜の一矢は『フルヒットさせ、かつ相手が巨大な時』に有効となってくる。勿論強いのだが、何も考えずにただ一矢を連打するのはたとえ一矢特化の装備をしていたところで、大したダメージにはならない。しっかり敵の尻尾の先から頭までぶち抜けるタイミングで使っていこう。
また、微量ではあるものの弓の溜め段階の影響もうけるため、余裕があれば後述するCSなどで溜めてから打ち込もう。
なお竜の一矢に限った話ではないが、マルチでモンスターから離れすぎているガンナーは、モンスターが走り回ってしまい、味方が安定して攻撃することが出来なくなるため、パーティーにとって邪魔な存在となる点に注意が必要。
★参考リンク
・モンハン初心者必読?知っておきたいマルチプレイの立ち回り:その1
また、当然ながら竜の一矢はキャンセルできない隙が多く発生するため、その結果遠距離に置いてけぼりになりモンスターが走り回ったり、モンスターの攻撃を避けきれず被弾や乙ったりすることも避けなければならない。
補足:たまに聞く『抜刀カズヤ・ゲイゆうた』は地雷とは?
この記事上部にあるように、武器はゲイルホーンで抜刀一矢特化というのは、限られた状況と限られたプレイヤーしかその真価を発揮することはできない。尚且つ前述の通り竜の一矢はマルチで乱発するのは最早迷惑行為と言っていいレベルである。
世の中のろくに調べもしないで拡散しまくったYou〇uber等に踊らされ、ゲイルホーンを担ぎ、遠距離からろくにあたりもしない竜の一矢を放ち、モンスターの攻撃を避けきれずに慌てふためき、味方がモンスターを狙いにくくしつつ、なおも竜の一矢を執拗に打ち続け、最後には死ぬ。
というプレイヤーが一時期多く見られたため、地雷扱いされるようになった。
※勿論上手い人も沢山いる。
ただ悲しいことに、バージョンアップでチャージアックスが弱体化し弓は特に影響なしとなったため、こういったプレイヤーがまた多く弓に流れてくる未来はなんとなく想像できる。
CSとは
チャージステップの略称。CSをループさせるのが弓の主力となる。
L2で弓を構えている状態で回避行動をすると溜め段階が1段階プラスされる。溜め段階がMAXの状態でCSをすると、MAXの状態がキープされる。矢を放った瞬間にもCSを繰り出すことが可能。
CSループ
上記のCSをループさせる行動のこと。弓の主力。
武器を構え最大まで弓を溜める※→撃つ→CS→撃つ→CS→撃つ
※この最初の部分は様々なパターンがある。
という行動を繰り返すことで、最大溜めの弓をスタミナが続く限り短時間で打ち込むことが出来る。火力の効率は全武器の中でもトップクラスで、短時間内で出す瞬間火力は最強クラス。
当然ながらCSは回避としても機能しているため、『火力+回避+位置取り』を同時にできる超優れ技である。
また、近距離であれば
CS→撃つ→剛射→CS→
のように合間に剛射を挟むと、さらに火力が強化される。隙は大きいので注意。
ただし、
マルチで味方の周りで何も考えずCSしまくっていると邪魔になるので、味方の邪魔にならないように気を付けよう。
スポンサーリンク
弓攻撃による溜め段階強化 (パシャパシャ)
弓は特に溜めもせず連続で攻撃しても溜め段階が順番に上がっていく。そのため上記のCSループにつなげる際のスタミナ消費を抑えるため、溜段階を連続で矢を放つだけで上げてしまおうというテクニック。
撃つ→撃つ→撃つ→CS→撃つ→CS→
+1 →+1 →MAX→MAX→MAX→MAX→
のように使うこともできる、勿論最大溜めにいくまでのパターンは色々あるので、場面ごとに使い分けてみよう。
ただし、連射で溜め段階を上げる場合は、最大溜めまでいった後は1段階目に戻ってしまうため注意。最大までいったらCSでその状態をキープするようにしよう。
QS(クイックショット)
溜めたりしていない状態で『〇』を押すと発動する技。威力は低いがスタミナを消費しないで撃つことが出来る。そのため、最大溜め段階までもっていくコンボの起点にすることも可能。
QS→撃つ→撃つ→CS→撃つ→
+1 →+1 →MAX→MAX→MAX→
と言ったことも可能。これはCSループからCSループに行く間のスタミナ回復に使うこともできるので、実は結構重要なテクニックだったりする。
これらをうまく使っていく
今見てきた中で、『CSループが強いんならそれだけやっておけばいいのね!OKわかった!』というのはちっともわかっていなくて、竜の一矢にしろCSにしろ状態異常ビンにしろ、しっかりと使い分けていくことが大事。
CSループにしても、溜め段階MAXへの持ち込み方は多く、
QS→CS→撃つ→CS→
+1→+1 →MAX→MAX→
とか、
CS→撃つ→撃つ→CS→
+1→ +1 →MAX→MAX→
とか、他にも色々ある。
CSループの間にモンスターが攻撃してきたなら、回避目的でCSを二回連続したっていいし、途中でコンボを途切れさせてもいい。
敵がCSループ中にダウンしたらCSで尻尾まで移動して竜の一矢を打ち込んでもいい。
その間も味方の邪魔にならないようにだったり、弱点を狙える限り狙ったり、被弾しないようにだったり、味方がピンチだったら粉塵も撒いたりと、考えることは結構多い。
まだ弓に慣れていない人などは、是非ここに書いた事を参考に腕を磨いていただければと思います。
終わりに
いかがだったでしょうか?結構難しいですよね( ^ω^)・・・。
ある程度の練習は必須になるでしょうが、非常に高火力でスタイリッシュな武器である弓はとても魅力的です。弓使いを目指す皆様にこの記事が少しでも参考になれば幸いです。