モンスターハンターワールドの中で最も安定感のある武器といえばなんでしょう?
人それぞれ答えはあるかもしれませんが、自分はランスだと思っています。
そんなランスに慣れていない人や、今後使ってみたいという方に向けて「ランス講座」を書いてみましたので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
※基本的なボタン操作等を全て説明するわけではありませんが、重要であったり普通に使っていては気づけないような部分を網羅していきたいと思います。
■目次
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ランスの正しい使い方
一般的に「ガードが固くて地味」程度の認識しかされていないランスですが、実際はかなりの強武器です。今作では様々な場面から攻撃を繰り出せる超攻撃的な武器であり、敵を追いかける&位置調整のための機動力も大幅に進化しています。ガード系も以前より使い勝手が増しており、まさに「なんでも来い」の安定感抜群武器です。まぁ、地味ですけど(;^ω^)「地味」じゃなくて「渋い」ってことでひとつ手を打ってみては如何でしょうか!(謎)。
そんなランスの覚えておいて欲しい部分をゴリゴリ書いていきますよ!
機動力関連
ここではランスの機動力に関連する重要な要素を紹介していきます。
前ステップ
ワールドから追加された新要素です。抜刀中に『↑+×』で前方にステップが可能です。
過去作のランスの知識しかないと少々驚きますが、モンスターとの距離を調整する際など非常に使い勝手のいい動きなので頭に入れておきましょう。
大バックステップ
何かしらの行動の後に『↓+×』で後方に通常より大きくバックステップが可能です。
こちらも距離の調整や回避行動など、使い勝手のいい動きなので覚えておきましょう。
ガードダッシュ関連
『R2+左スティック任意+△』で、好きな方向に盾を構えたままダッシュが可能です。
当然盾を構えたままなのでブレスの中等にも突っ込んでいけますし、カウンター後の隙をガードダッシュでカバーすることも可能です。
こちらも今作からの新技ですが、非常に使い勝手がイイ!のでぜひ覚えましょう。こいつと後述するパワーガードが今作のランスを語るうえでは無くてはならない存在です。
ガードダッシュを利用してモンスターとの距離を一気に詰めたい場合は、ガードダッシュ後に〇ボタンで出せる「飛び込み突き」を利用しましょう。
大きく距離を詰めるコンボの例:
ガードダッシュ→飛び込み突き→ガードダッシュ→飛び込み突き→…
二回飛び込み突きを出す頃には、モンスターとの距離も十分に縮まっている場合がほとんどです。
『前方に盾を構えた状態のまま任意方向にガードダッシュを繰り出す方法』というものも紹介させていただきます。
まずR2で盾を構えます。その状態でL2を押すとカメラが少し寄って、スリンガーの弾を打つ時と同じようなカメラになります。このR2とL2を押したままの状態で、任意方向に左スティックを入れて△を押すと、前に盾を構えたままガードダッシュを繰り出せます。コマンド的には、
『R2+L2』→『任意方向+△』
というようなイメージです。全部同時押ししてしまうとミスになりますので、一瞬先に『R2+L2』を押しましょう。
同時押しでミスになる点はバグだったようで、アップデートにて解消されました。
★参考リンク(ランスの項目参照)
またこの『R2+L2』の状態からであれば、コンボ中などで無くても前方を向いたまま前後左右にステップすることも可能です。意外に使えるので覚えておくと良いでしょう。
突進関連
突進中は左右に×ボタンでステップすることも可能です。また、『↓+×』でUターンも可能です。突進を止める際は×ボタンではなく、ガード(R2)やフィニッシュ突き(△)を使いましょう。
また、
突進中に『↑+×』→△
で、平地でもジャンプ攻撃を仕掛けられます。ジャンプ中に攻撃方向を左スティックで好きに変えることが出来るので、覚えておきましょう。
余談ですが、マルチプレイでの突進はおおいに味方を怯ませるので、近くに味方がいる場合は使用を控えましょう。
ジャンプからの突進派生
先ほどまでと違って、段差に単純にダッシュや回避をしてジャンプした場合、ジャンプ中にR2を押すことで、着地後スムーズに突進につなげることが可能です。
攻撃関連
ランスと言えば「3回突いてステップの繰り返し」という、基本のキがあります。しかし、ガードしつつ基本の繰り返しだけでは討伐時間が長くなることが多いので、上記の機動力とこれから紹介する攻撃方法を参考に、総合火力を一気に高めていただければと思います。
高威力なのは上段突き
上で書いた基本のキですが、当然のことながら上段突きと中断突きの2つがあります。これらは狙う部位によって使い分けるのが一般的ですが、単純に2つの威力を比べると、若干ですが上段突きの方が高威力となっています。
中段突きでも上段突きでもどちらでもよい場面では、上段突きを使用していきましょう。
最高威力はフィニッシュ突き
ランスの中で最大威力の技は『突進中に〇か△』で繰り出せるフィニッシュ突きです。突進での移動距離が長い場合はフィニッシュ2段突きになりますが、現実的にそこまで距離があくことは稀なため見る機会は少ないです。フィニッシュ2段突きを使うためにわざわざ距離をあける利点もありません。
フィニッシュ突きを使った高威力なコンボはこちらです。
3段突き→フィニッシュ突き→3段突き→フィニッシュ突き→…
3段突きの後すぐに突進を使い、即△でフィニッシュ突きに繋げます。その後またすぐに3段突きに繋げ、以下これをループします。突進をひたすら当て続けたりするよりもこちらの方が高威力なので、チャンス時には積極的に使っていきましょう。
その他の高威力コンボ
3段突き→キャンセル突き→3段突き→キャンセル突き→…
などもあります。
キャンセル突きというのは、『R2+〇』で繰り出せるカウンターのR2をすぐに離した場合に出る技になります。
フィニッシュ突きを絡めたコンボより威力が少し低く、前進し続けてしまう欠点はありますが、フィニッシュ突きのコンボよりも隙が少ないため、短いチャンスタイムに差し込んだり、カウンターで敵の攻撃を凌ぎながらの攻撃が可能です。
注意点として、『キャンセル突き』後の『中段or上段突き』は、3段突きの2回目と判定されるので、突き自体は2回までしか連続しません。
とは言っても「3段突き→ステップ→3段突き」の一般的なコンボとさほど火力は変わらないので、前進したいとかカウンターが必要な場面とかでも無ければ、無理に狙う必要は無いかもしれません。
守備関連
ランスと言えば守りですよね。
基本が『盾をガッツリ構えて敵の攻撃を防ぐ』という事実は変わらないので、ここではパワーガードについて紹介していきます。
パワーガードについて
パワーガードは、「構え中の急速にスタミナが減少・通常のガードより削りダメージが多い」といったデメリットがある反面、
全方位ガード+のけぞり大幅軽減+ガード時スタミナ消費無し+各種派生
という多くのメリットがあります。
ガード成功時のスタミナ消費が無いため、本来ガードができないギリギリのスタミナでも攻撃を防げます。また、敵の攻撃が当たる直前にパワガを発動出来れば、スタミナ減少も最小限で抑えられます。
全方位ガードなので、後ろからの攻撃も防げます。
モンスターの攻撃を盾で防ぎ、のけぞった際に『R2+×ボタン』で発動させることも可能です。
パワーガード中は好きなタイミングで、「飛び込み突きorカウンター突き」に派生させることが可能です。この際、攻撃方向を360度変えることが可能ですので、真後ろなどに攻撃を繰り出すことも可能です。
敵との距離が離れている場合等は、パワガから△で繰り出す飛び込み突きがリーチが長く当てやすいです。〇で繰り出すカウンター突きは高威力です。どちらでもいい場合は、高威力なカウンター突きを使用しましょう。余談ですが、カウンター突きは「R2+〇」で繰り出すものと威力は変わりません。
おすすめのスキル
ランスにおすすめのスキルを紹介します。
ガード性能
慣れていないうちは最低でも「ガード性能3」は欲しいところです。3~5を積んでおけば大概の攻撃は盾ガードで完封できます。ガード性能はパワーガードやカウンター時の盾受けにも影響がありますので、積極的に積んでおきましょう。
慣れてきたらモンスターや自身の立ち回りによってガード性能のレベルを減らしたり、ガード性能をそもそも積まなかったりといった選択もアリになってきます。
ガード強化
「ガード強化」は本来盾で防げない強力な攻撃を防げるようになるスキルです。そういった強力な攻撃を使ってくるモンスターには非常に有効となっています。しかし、そういった強力な攻撃を持っているモンスターは一部なので、不要な相手に対してこのスキルを積むのは無駄なので注意してください。
例:ゼノ・シーヴァのビーム、イビルジョーの拘束など
弱点特効
ランスは攻撃のほぼ全てが突きで構成されているため、弱点部位への攻撃が容易です。そのため、弱点特効との相性はいいので優先的に積んでいいスキルとなっています。
ひるみ耐性
SAがあまりつかないランスにとって、マルチプレイでの「ひるみ耐性」は必須です。四の五の言わずにつけましょう。自分が気にしないとかいう問題ではなく、周りの人が余計な気を遣わなくてはならなくなり結果的に迷惑を掛けることになるので積みましょう。
立ち回り
考え方は至ってシンプルです。
徹底的に張り付き、弱点を突き続け、敵の攻撃は全てカウンター、それが無理なら盾で防ぐ。
これ以上は特にありません。
張り付くためにステップやガードダッシュなどを駆使して敵との密着状態を保ちます。そのうえで頭などの弱点に間断なき突きを繰り出します。敵の攻撃はパワーガード等を使ってカウンターを仕掛け、ずっと俺のターン状態にします。とはいえ、カウンターができないタイミングや位置などで攻撃が来たときは無理せず盾でガードします。
どれだけ張り付けるか、どれだけカウンターをできるかが重要です。
頻繁に納刀などせず常に抜刀状態で張り付くくらいの気持ちで、ガンガン攻めましょう。
終わりに
ランスは防御型の武器と思われがちですが、実際には他のどの武器よりもずっと攻撃しているかもしれないほど攻撃的な武器です。
モンスターが強力な攻撃を繰り出し他のプレイヤーが回避している状況でも、1人だけガードダッシュで敵の攻撃の中に突っ込んで戦うことが可能です。
モンハンワールドで大幅に進化したランスは、傍目で見ていると一見地味ではありますが、プレイしていると非常に面白い武器なのでぜひ一度使ってみてください。