モンハン攻略戦記

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【ヴィレッジ】バイオハザード8をクリアした感想※ネタバレ注意

バイオハザード8

今回は先日発売した「バイオハザード8 ヴィレッジ」をクリアした感想を書いていきたいと思います。

※ネタバレを含みますので未プレイの方は注意してください。

 

■目次

バイオハザード8をクリアした感想

それでは早速クリアした感想を書いていきたいと思います。

 

難易度は低め?

バイオハザード8 ヴィレッジ

私は難易度スタンダードでクリアしたのですが、なんとなく簡単に感じました。クリア時間は急がずじっくり探索して約10時間

 

物資が潤沢なのと、何よりイーサンが人外過ぎて初見殺しやギミックにハマって死ぬ以外はあまりやられることもありませんでした。

 

斧で切り付けられようが、チェーンソー的な刃物で腹を貫通されようが普通に戦闘継続するところに笑ってしまいます。従来のシリーズで「あー、これは即死攻撃かー」とコントローラーを置こうとするも体力が半分程度しか減っておらず、慌ててコントローラーを持ち直すということも頻繁にありました。

 

何より、ガード強すぎませんか...笑

 

趣味で毎回敵は倒してましたが、クリアするだけなら要所でガードしつつ走り抜けるだけですぐ終わっちゃうんじゃなかろうかって感じです。TAをする場合は過去作も走り抜けるわけですが、ガードの存在によりさらに簡単にクリアできそうです。

 

幹部系のボスとの戦闘による死亡はモローの酸性雨で一度死んだのみで、あとは全て初見で突破できたことも戦闘の難易度の低さを物語っていたと思います。そのため全体的に難易度は低めだと思います。

 

やり応えを求める人は最初からもう1つ上の難易度を選択するのがいいかもしれませんね(初見で選べるかは覚えてませんが)。

 

映像面は文句なし

バイオハザード8

私はPS4版だったのでやや映像のクオリティは落ちているはずですが、気になることは特にありませんでした。むしろ動作の軽さや容量に対してかなり綺麗だと思います!

 

ドミトレスク婦人の変異後や、ハイゼンベルグ(名前合ってないかも)が大量の資材をまき散らすところなど感動しました。PS5だともっと凄いんでしょうね~!

 

ドミトレスク婦人の早期退場はちょっと残念

発売前に随分話題になったドミトレスク婦人ですが、早々に退場してしまったのはちょっと残念でしたね。いいキャラしてただけにもっと活躍して欲しかったですが...それだけです笑

 

敵幹部はファンタジー感強め

バイオハザード8

今回の敵幹部はファンタジー感といいますか、仮面ライダーや戦隊ものの悪の組織感のようなものが強めですね。今までぶっ飛んでいてもわりとリアル寄りだったバイオの敵キャラの中で久々に尖ったやつらが出てきて楽しかったです。私個人はゲームが面白ければファンタジー寄りでもリアル寄りでもどっちでもいいという意見なのでこれはこれでアリです。

 

リアル感無いと言っても、バイオ5のスペンサー邸でのウェスカーの動きを見た歴戦バイオファンにとってはこのくらい屁でもないですよね。

 

今回の敵幹部は、一人ひとりに愛着が持ててゲームを進めるモチベーションにもなりました。ミランダ様のキャラが他に比べて弱い気もしつつ...笑

 

それぞれとの戦闘を楽しみにしていただけに、ドナとハイゼンベルクと銃器を使ったガチバトルができなかったのはちょっと残念でした。単身でアクション要素が少ないFPSですから、毎回ガチバトルだと絵が変わり映えしないので仕方ないのはわかりますけどね。

 

個人的な敵幹部たちのトータル評価はかなり高めです。

 

ゴリゴリ戦闘しまくるのをどう捉えるか

バイオ8

バイオ8が7と最も変わった点ですが、ゴリゴリ戦闘します

 

バイオ3→4に変わったときや、5→6になったときと同じくらい「これってこういうゲームだった?」という変化が起きてます。

 

バイオ7では恐怖感を煽るためにFPSにして、ホラーに原点回帰するために弱い主人公にして、武器も戦闘も減らしてVRもできるようにしたわけですが...

 

今作ではホラー表現はほとんどなくゴリゴリ戦闘をこなし、潤沢な銃火器で敵の群れを駆逐して、不死身に近い主人公がガード後は敵を蹴り飛ばしますし、VRも非対応です。

 

こうなってくると人を選ぶFPSを継続して、圧倒的人気を誇るバイオの登場人物達を押しのけてイーサンが2作連続で主人公である理由がよくわからなくなってくるのが正直なところ...。イーサンは大好きですけどね!

 

歴代キャラの話しもそろそろ見たい

バイオは作品毎に良くも悪くもゲーム性がガラッと変わるのでこれはこれで受け入れることもできますが、現実と同じ時間軸でキャラクターたちが歳をとるゲームですから「レオン/レベッカ/ジル/ジェイクetc...」をはじめとしたそうそうたるメンツの物語を何も完結させないまま2作連続でイーサンを主役にして、過去のメンツがみんな歳をとっているであろうことが、シリーズのファンとしては悲しいですね。

 

エンディングに関しては言及を避けますが、8の話自体は良かったもののまさかこのまま過去キャラを一生描かないつもりかと思わせるような終わり方なのもちょっと嫌な感じす。6でジェイクに世代交代したのは何だったんだという感情が...クリスだけはちょいちょい出てきますが笑

 

過去作への思い入れの度合いで評価はガラッと変わるものと思われますが、個人的に「8」は面白かったものの、過去作の登場人物達の扱いには大きな不満があるという感じでした。

 

武器の種類や改造要素が増えたのは嬉しい

バイオハザード8

武器の種類や改造といった要素が加わると、単純にゲームは面白くなりますよね。4以来の武器商人やアタッシュケースシステムが帰ってきてくれたのは本当に嬉しいです。

 

料理もありましたが、魚を全然取って無かったのであまり作れませんでした笑

 

さすがにないだろうな~と思っていましたが、ハンドガンやショットガン自体にも複数の種類があるのは嬉しい誤算でした。4を思い出しますね!

 

戦闘で出来ることが増えるとホラー感は減る

装備が潤沢になったりアクション要素が増えたりと、戦闘に幅が出るほどホラー感はやはり減りますね。ただゲームとしてはホラー重視の7よりも、敵が沢山出てきて装備の選択肢が多い8の方が面白いと思うので、別にこれでいいんじゃないかなと思っています。

 

ホラーに寄せるなら前作のようにVRに対応させるなどして体験型の作品にしたほうがいいでしょうが、ターゲット層は確実に狭くなるうえホラーに振り切ったVR作品は他にもありますから、ホラー重視の路線は今後も厳しそうだなと思っています

 

FPSにこだわる必要があるのかは疑問

バイオ8

散々書いているようにVRに非対応かつ戦闘も多くなったことでFPSにこだわる理由は無くなってきているように感じます。制作コストが低かったりするのはいいのかもしれませんが、どちらかというと今は客層が狭くなる要因になりそうな気もしますがどうなんでしょうね。

 

FPSでも問題ないという意見は聞くことはあっても、FPSのバイオの方が好きという意見はそこまで見ない気がします。このあたりは完全に個人の好みなので、どうなっていくかはCAPCOM次第ですね。

 

展開がありストーリーは面白い

今作のストーリーは前作に比べわかりやすい展開もあって見応えがあります

 

ゆっくり探索した初見10時間以内でクリアしたことから、ボリュームがたっぷりなわけではありませんが終始続きが気になり楽しめました。後半になってくるとシリーズファンが喜ぶような要素もいくつか登場するのも嬉しいところですね。

 

また、個人的にイーサンのリアクションが結構好きでツボでした。モローにあのタイミングで「お前なんか変だぞ!」というのはさすがに笑います。過去作の主人公達より一般人の思考ながら、どこか危機感を感じさせない天然っぽい感じがあって楽しかったです。

 

結局イーサンは何者だったのか

バイオハザード8

エンディングも迎え、色々と終わってみてもイーサンが何者だったのかはわかるようなわからないようなという感じです。

 

今回得られた情報だけだと不運な一般人が色々適合した結果とも言えますが、まあCAPCOMですしそれだけなわけ無いと思いますので、次回作以降でまた名前を聞く機会は出てきそうですね。

 

バイオ5内のファイルにはウロボロスの実験の死亡者リストに「イーサン・W」の文字もあるようで、8をクリアしてもまだわからない部分に色々と重要な情報が隠れていそうな気がします。

 

次回作は誰が主役になるかはわかりませんが、過去キャラクター達のその後と8で新たに登場した主人公候補のお話が全て綺麗に繋がってくれればうれしいですね。個人的にはシェリーとジェイクとジルとレベッカとバリーとレオンあたりをそろそろ出して欲しいですが、あまり期待せずに待ちたいと思います。

 

FPSは単純に好みでは無いので周回プレイはしないと思いますが、想像していたよりはだいぶ楽しめたので良かったです。