「モンスターハンターワールド:アイスボーン」に登場する武器種「チャージアックス」に関する講座記事になります。
今回はチャージアックスの2大立ち回りである『斧強化メイン』・『超出力メイン』のどちらが強いのか、という話題について扱っていきたいと思います。
結論から入りつつ、わかりやすさ重視で比較と解説していきますのでぜひ参考にしてみてください(/・ω・)/
■目次
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- 斧強化メインと超出力メインのどちらが強いかの結論
- 斧強化と超出力連打のどちらが強いかについて
- 「回転率や火力の天井にすぐ到達できる超出力」と「腕で火力を積み上げていく斧強化」
- おまけ:現実と繋げて火力を考えてみる
- 終わりに
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斧強化メインと超出力メインのどちらが強いかの結論
アイスボーンのチャージアックスを使う上で「斧強化メイン」と「超出力メイン」のどちらの立ち回りが強いかについてですが、まず結論を先に述べてしまいます。
結論
上手い斧強化>>>>上手い超出力>>上手くない超出力>>>>上手くない斧強化
基本的には↑のような強さになると思いますが、これだけだと説明不足なので少し掘り下げて書いていきます(/・ω・)/
斧強化と超出力連打のどちらが強いかについて
では早速解説していきたいと思います。
検証時の数字や計算式を羅列すると見にくくなるので、結論と解説をメインに書いていきます(/・ω・)/
前提として
そもそもの前提として
「相手モンスター・その時の状況・装備構成・プレイヤースキル・プレイスタイル・強さの定義」
これらの条件次第でどちらが強いかは変わります。
そのため「絶対的に〇〇の方が強い」ということはありません。
斧強化と超出力連打は同じチャアクでも戦闘スタイルがまるっきり違うため、基本的には自分が気に入った方を使うで問題ないでしょう。
とはいえそれでは話が終わってしまうので、様々な角度から比較していきたいと思います。
装備は基本的に
- 斧強化:火力特化達人芸斧強化
- 超出力連打:火力特化ゾダゾダゾ
の使用を前提とします。
仮想敵はその時によって変えていく方向で(/・ω・)/
チャンスタイム時の火力はどっちが強い?
まず相手が完全に無抵抗なチャンスタイムの場合どちらの火力が出るかですが、
結論
大概の状況において斧強化の方が火力が出ます
チャンスタイムの壁殴り性能に関しては『斧強化の方が強い』という認識でまず問題ありません。
斧の回転刃による追撃が2発ヒットするなら斧強化の方が強くなる場合がほとんどです。
トレモの柱や荷車では肉質が軟らかいため当然ながら、実戦においてもミスの連発や相当の悪条件で無ければ斧強化の方が火力が出ます。
斧強化の方が下回るパターンとしては追撃含め明らかに肉質が硬い部位にしか攻撃を当てられないパターンになりますが、ここで取り上げているのはチャンス時の話しなので基本的には弱点に攻撃を当てていく前提になります。
相手の隙毎の対応力の差も重要
チャンスタイム毎の対応力の差も火力に与える影響は大きくなっています。
例えばスタンであれば約9~10秒、ぶっ飛ばしのダウンであれば約12~13秒という攻撃時間が与えられますが、
超出力メインの立ち回りだとやれることは超出力をひたすら打つことになりますが、斧強化主体であれば与えられた時間で出せる最大火力を適切に選択することが可能です。
超出力メインに関して細かい話をすると、ビンがとエネルギーが溜まっていて超出力を2回当てられる状況だったとしても、ぶっ飛ばしからの最速2発でも反撃をもらう確率が結構高いです。
超出力メインは被弾覚悟でぶっぱなすのもアリですが、被弾すればその後の火力が落ちていくのは明白なので、どうしても超出力にとって都合のいい局所的な場面か、相当いい感じに事が運ばないとチャンス時には斧強化の火力を上回れないことが多いです。
戦闘中の立ち回りやすさは超出力が上?
モンスターと戦闘が始まって倒しきるまでの立ち回りやすさについても比較していきます。
結論
戦闘中の立ち回りやすさは超出力メインの方が上
斧強化メインの立ち回りが斧モード主体になるのに対し、超出力メインの立ち回りは剣モードが主体になります。
「ガード・機動力・攻撃時の隙」などあらゆる面において、剣モードは斧モードを上回っているため「超出力メイン」の方が立ち回りやすいという結論になるわけです(/・ω・)/
ただし「めちゃくちゃ差があるの?」と聞かれるとそうとも言い切れない節もあり、それには以下のような要因があります。
超出力の弱体化とMRのモンスター強化でワールドより立ち回りにくい
超出力メインの立ち回りはアイスボーンで弱体化調整を受けてしまったため、ワールドよりも弱くなっています。
参考リンクはこちら
さらにアイスボーンでモンスターが強化されたことで、相対的にも弱体化しています。
少し詳しく解説していきます(/・ω・)/
超出力の弱体化内容
- 被弾時のビン消費
- 被弾時に斧モードで起き上がる
- モーション値の弱体化
アイスボーンでは「超出力属性解放斬り」のモーション値(攻撃力)がそもそも弱体化しています。
超出力は被弾してでも当ていくとリターンが大きい攻撃でしたが、超出力中に被弾した場合はビンが全消費されたあげく、起き上がりの際も斧モードで起きるように変更されました。
モンスター強化による相対的な弱体化内容
- モンスターが怯みにくくなった
- モンスターの隙が少なくなった
- 被ダメージが増した
マスターランクのモンスターは体力の上昇に伴って怯み値も高めに設定されているため、「超出力をぶっぱなすとモンスターが怯むから後隙はカバーできる」という考え方が通用しにくくなっています。
モンスターの隙も減っているため超出力を差し込めるポイントがワールドより少なく、被弾した際の被ダメージも上昇しています。
モーション値弱体化と被弾時の仕様変更に加え、モンスターが強化されたことによって
「超出力自体のリスクが大きく上がり、リターンも減った」
という状況です。
そのため、剣モード主体で立ち回ったとしても結局超出力は何度も使うことになるので相応のリスクは発生します。
以上が、斧強化メインに対して立ち回りの安定感に大きな差があるとも言い切れない要因になります。
とは言えですね 、なんだかんだ超出力メインで戦う方が立ち回りの安定感はあります(/・ω・)/圧倒的な差は無いということです
また、仕様上斧強化メインの立ち回りだと「回復カスタム」が機能しないため、「回復カスタム」を利用したい方にとっては「超出力メイン」のほうがさらに立ち回りやすいと思います。
さらに相手を選ばず一定以上の安定感があるのも超出力メインになるので、その辺りも大きな魅力です。
操作・管理・判断の難易度は超出力メインが圧倒的に楽
斧強化メインと超出力メインで要求される操作難度や各種管理能力、判断力についても解説していきます。
結論
言うまでもなく超出力メインが圧倒的に楽
ここに関しては超出力メインの圧勝です。
簡単に比較してみましょう(/・ω・)/
超出力メインの場合
- 盾強化
- 盾強化維持
- ビン回収
- 超出力撃つ
- 余裕があれば剣強化
盾を属性強化したらひたすらビンを回収して超出力を連打するため、操作・管理・判断が全部シンプルなのが超出力メインの大きな魅力です。
斧強化メインの場合
- 盾強化
- 盾強化維持
- 斧強化
- 斧強化維持
- 余裕があれば剣強化
- ビン回収
- 状況毎の最善手選択
単純に斧強化メインの方がやることが多いうえ、サラッと書いてある「斧強化維持・状況毎の最善手選択」の難易度が高く、必要とされる管理能力や判断力は超出力に比べ高めになっています。
さらには超出力メインの場合は剣モード主体で立ち回るのに比べ、斧強化メインでは斧モードでいかに戦えるかが重要になってくるため、斧モードを使いつつ被弾せずに攻撃を当てるプレイヤースキルも要求されます。
プレイヤースキルが強弱を決めるポイント
ここまでの解説を通して要点をまとめると以下の通りです。
- 火力自体は斧強化が上
- 安定感や立ち回りやすさは超出力が上
- 斧強化は要求されるスキルが高い
つまり、
『斧強化を維持しながら被弾せず、こちらの攻撃を適切に使い分けて攻撃を当て続けられる』
という事が、高いレベルで出来るようになればなるほど斧強化の方が強くなっていきます。
逆にそれができないのであれば『超出力メイン』で立ち回った方が強いわけです。
「斧強化メインで超出力メインよりコンスタントに火力を稼ぎ続け、守りも安定させるプレイヤースキル」というのは結構高いレベルのものを要求されるので、
「どちらが強いか」となった場合には、自身のプレイヤースキルが大きく影響してくるという事です。
ここでもう一度最初の結論を確認しましょう(/・ω・)/
上手い斧強化>>>>>上手い超出力>>上手くない超出力>>>>>上手くない斧強化
「超出力連打するより斧強化メインで戦った方が全然早いぞ!」と実感するには多くの練習を必要とするので、斧強化を使い始めようとしている方々はぜひ心折れずに頑張ってみてほしいと思います(/・ω・)/
とは言え最初にも言いましたが、結局のところ好みで決めていいと思います(/・ω・)/
特定の条件下では超出力の方が強い場合も
属性値が非常に高いフルカスタムのブラントドスチャアクのような一部の武器と、
全身氷弱点+肉質もカッチカチ+弱点狙うのも大変な「ナナ・テスカトリ」のように、
条件がマッチした場合は「超出力メイン」で戦う方がオススメな場合も勿論あります(/・ω・)/
また「明らかに斧強化メインだと立ち回り難易度が上がり過ぎる」と言える相手モンスターも存在するので、そういった時は超出力メインに切り替える方がミスが減ってトータルの火力が増す場合も多いです。
まぁそういう相手はチャアクそのものがゲームスピードについていけていないので「超出力だと勝てる」というより、「超出力でもキツイけど、せめて超出力メインに切り替えないとお祈りゲーが加速してやってられない」というのが正しい表現ですが(´・ω・`)
「自分の腕が足りず斧強化で勝てないからもっと練習した方がいい」のか、それとも「そもそも相性が悪すぎて勝てないのから超出力に切り替えた方が良い」のか、
ここの線引きは人それぞれ個人差があると思うので、自分なり決断してみましょう(/・ω・)/
「回転率や火力の天井にすぐ到達できる超出力」と「腕で火力を積み上げていく斧強化」
既に結論は出ていますが、ここから火力面に関してちょっとだけ細かい話しもしてみます(/・ω・)/
超出力を連打していく立ち回りの場合、特に難しいこともないため誰でもすぐに最大火力にたどり着くことが可能です。
そこからビン回収して超出力を打つというプロセスも比較的簡単なので、チャンス時に到達できるループの回転率や火力の天井は(操作が分かっていれば)誰でも再現可能になっています。
「誰でも再現しやすく・難易度が低くて・安定もしやすい」という素晴らしいメリットがある代わりに、
「最速ループ+ビン爆発全弾ヒット」というのが火力面で超出力連打の限界値になってしまうというデメリットもあります。
再現が楽なぶん限界値(最大値)を基準に火力が語られることも多く、チャンス時にもたついたりビン爆発がしっかりヒットしないと、想像しているより実際は大きく火力が落ちていることもよくあります。
例えば、剣モードから超出力を最速で出した場合は、ヒットストップも考慮してその後の安全確保までだいたい7秒強ですが、
ほぼ同じ秒数で斧強化の場合は「斬り上げ→解放2→斬り上げ→回転斬り」などのコンボが成立します。
この場合、前提の項目で書いた装備で
- 超出力ビン爆発全弾ヒット
- 斧の回転刃弱点に2ヒット
とすると、大概の場合は火力がほぼトントンか、ちょっと超出力の方が上くらいになるかと思います。
しかし、
これが超出力のビン爆発が1発当たらなかったり、回転刃が3ヒットしたりすると斧強化の方が火力で上回ったりします。
このように手軽に高火力を手に入れられるぶんパターンが少なく限界値もすぐきますし、そこからミスにつき引き算だけが行われ、自分のプレイヤースキルで足し算はほとんどできません※。
※できても剣強化維持とGP守勢を狙うくらいですが、それは斧強化メインでもできます。
そもそも超出力チャンスにモンスターとの距離が離れていたり自分の体力が減っていたりといった場合に、プランB的に使う攻撃は斧強化メインの場合と火力に大きな開きがある場合がほとんどで、
超出力チャンスにもならない、例えば3秒くらいの隙に攻撃する場合は斧強化メインのほうが勿論火力が出ます。
加えて、ぶっ飛ばしダウン中に「ビンMAX+エネルギー赤」で超出力2回を最速かつビンフルヒットしたとしても、斧強化中の「斬り上げ→解放2→斬り上げ→斬り下げ→高出力」の方が高火力かつ安全になるまでの時間も短いです。
このように、
「超出力を1回最速で綺麗に撃てるタイミング」や「超出力2回を即撃ちできる」といった超出力メインに有利な状況に絞って考えてみても、
火力面だけで言えば「良くて同じくらいかちょっと高いかもだけど、何か1つミスれば逆転」、「超出力最速2発に関してはそもそも斧強化でコンボする方が火力が高い」という結果になります。
斧強化は回転刃のヒット数が上がるたびに火力が伸びていくほか、チャンスタイムが多ければ多いほど火力が加速度的に増していきます。
そこにシチュエーションごと臨機応変に最大火力を叩き込めるのであれば、プレイヤースキルでドンドン火力を足していくことが可能なわけです(/・ω・)/
以上のことから、火力面だけに絞って言えば斧強化の方が明らかに強いと言ってしまって良いでしょう。
ただし!
「斧モードで頻繁に被弾したり、斧強化にスムーズに移行できなかったり維持できなかったり、弱点をうまく狙えずに肉質ガチガチの部位に攻撃が吸われ続けたり」というように、
ある程度使いこなせるプレイヤースキルが無いと、既に結論が出ている通り「超出力メインの方が全然強い」となるので注意しましょう。
また、上の方で書いた通りモンスターによっては明らかに斧強化メインだと難易度が上がり過ぎることもあるので、人それぞれ「このモンスターには〇〇メインの方がやりやすい」というバランスがあると思います。
そもそも火力だけで優劣が決まるものでも無いですし、「使うのが楽」というのも本当に大きなメリットなので「超出力メイン」もとても魅力的ですよね(/・ω・)/やっぱり好みで決めていいと思います
おまけ:現実と繋げて火力を考えてみる
ちょっと斧強化に気持ちが傾いてきている方もいるかもしれませんので、ここであえて新しい見方を簡単に紹介します。
- あなたは今日ゲームを2時間プレイできるとします。
- 腕前に自信があるので、斧強化メインで1クエスト10分でこなせます。
- でも考えることが多くて、緊張状態なので3クエやったら10分休憩するとします。
- 超出力メインなら鼻をほじりながら12分でクリアできるとします。
- 超出力メインはたいして疲れないので2時間ぶっ通しでできます。
とすると、2時間の中で斧強化は9クエスト、超出力メインは10クエストクリアできます( *´艸`)とんでもない火力差
まぁこれは極端な例ですが、大きな目で見ると「疲れない」や「楽」っていうのは本当に大きなメリットだったりもします。
ゲーム内の強さを知りたい人がほとんどでしょうから少しズレた話ではありますが、こういう視点をずらした見方が自分の中で最後の決め手になる場合もあるので、参考にしてみてください(/・ω・)/
終わりに
そもそも論ですが、別にどっちかしか使えないわけではありません。
私もほとんどの場合は斧強化で立ち回りますが「起き攻めタイミングでビン残り3本で盾の属性強化が切れそう」とかの場合は斧強化中でも超出力を使いますし、
斧強化用に状況が整えるのが厳しい場合、超出力を交えつつそのエリアの戦闘を切り抜けることもあります。
スキル構成を特化させてそれに合った立ち回りをする方が強いとは思いますが、両方使うように作ってみたり戦闘中に気分で使い分けてみてもいいと思います。
「火力・強さ・タイム」を追い求めるのはほとんどの場合自己満なので、このページで紹介した内容も参考にしたうえで、自分の好みやフィーリングに従って決めるのが一番良いのではないでしょうか(/・ω・)/
それでは、良きチャアクライフを~!