お久しぶりです。
さて、別の記事でも書いていた通りネタバレを防ぐため更新していなかった当サイトですが、間もなく発売から一ヶ月ということで更新を再開していきたいと思います。
アイスボーンの内容に深く切り込んだ一発目の記事という事ですが、今回は「モンスターハンターワールド:アイスボーン」のストーリーについて感想というか愚痴的なものを書こうと思います。
クリア後に「これはどうなの」と思ったところ、世の中的にもやっぱり結構ストーリーや演出への批判が多めですね。
あくまで個人の感想なので、意見が合わなくても「こういう感想もあるんだなー」くらいに思っていただければと思います!不満を聞きたくない人は不快になるかもしれないので見ない方がいいです!ここからは自己責任でお願いします。
■目次
ストーリーへの愚痴
今回よりさらに深掘りした記事を書こうと思っているので、ここでは不満を垂れ流すだけです。ご了承ください。
では早速本題ですが、今回のストーリーに評価を付けるとしたらすみません自分は★1です
アイスボーンのストーリーは控えめに言ってクソだと思います。
設定の甘さ、展開の雑さ、言葉選びの下手さなど、中々ヒドイですね。
調和とか言って侵略と虐殺繰り返したり、助けてくれたネルギガンテを無意味に殺しに調査しに行くところとかもどうしようもなくクソ展開なんですが、
それらを一旦置いておいたとしても、キャラクターの魅力を引き出せないところと言葉選びの酷さぐらいどうにかならなかったんですかね。
誰か開発途中で「いやおかしいだろw」って思わないのだろうか?それとも思ったとしても言えない環境なの?どっちにしろダメですけど。
・・・
といった具合に、ストーリーのダメなところを考えていくとイライラするくらい不満がたまっています。期待が大きかっただけに...
一番救えないのは、色々突っ込まれた前作ワールドの反省を踏まえたうえで出てきたものが「これ」ということ。じゅうぶん軌道修正ができたはずなのに、、正直今後はストーリーは期待するだけ無駄かなって思ってます。少なくともシナリオライター変えないとMHW2でも同じクオリティのものが出てくるってことですよね。こんなんならストーリー無い方マシです。
一応補足しておきますが、ワールドに登場するキャラクター達はやり方次第でいくらでも魅力的になるのはわかっています。デザインもいいし声優さんたちも素敵です。
ただ、
設定も描写もスッカスカなのにイチイチ雰囲気だけそれっぽい言葉吐いてるけど中身なんにも無いし、
大団長だのフィールドマスターだのとピンとこないけどそれっぽい肩書きつけてる割に戦闘になると頭下げるわけでもなく冷やかしながら必ず居なくなるし、
終盤も一緒に「ついていく・ついていかない」だの身内ノリで盛り上がってるけど、「そもそもあんたら結局誰で・具体的に今何してる人で・どういう過去があって・どんな実力と努力と苦労があって新大陸にきて・今どういう葛藤があって迷ってる」とかプレイヤーはキャラに感情移入できるほど知らないわけで、
ストーリーがプレイヤーキャラ中心じゃなくても別にいいけど、せめて感情やノリくらいプレイヤーに共有させてくれないと。良く知らん奴らが勝手に盛り上がったり勝手に納得したり、プレイヤーの感覚とずれた部分で話進めすぎて「何見せられてんの?」って感じです。こんなんだったらモンスターの力入ってるムービーとかを増やしてくれた方が全然嬉しいんですが(´・ω・`)
こっちが(想像ではなく)妄想で説明不足のところを脳内補間しないといけない場面が多すぎて、行間読むってレベルじゃねぇぞ
あと歌ってなんだよ耳腐ってんの?
「歌・全てを超えた先・導きの青い星」とかイチイチ気取ったセリフ使ってないで普通に言ってくれたほうが伝わります。せめてその表現を使うに至るまでの伏線を仕込んでおいてくれないと、、。ユーザーに「え?歌?ああ、このうめき声かなんかわからんのを歌って表現してるのね。よくわからんけどそうですか」とか余計な思考させた時点で没入感は減るし、それでも話は進んでいくからどんどん気持ちは離れていきます。
中身や裏打ちのないセリフを雰囲気だけで押し通せると思ってるシナリオライターの姿勢も正直嫌です。調和と調査に至っては殺戮と侵略のただの隠語と化してるし(´・ω・`)
プレイヤー置いてけぼり感に至っては「FF13>>>>FF15≧MHWI」くらいの位置取りだと思ってます。さすがにFF13の「光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士こと地方警備員のエクレアがパルスのファルシのルシがコクーンでパージで果てしない一本道の末に結婚おめでとう」よりはまだだいぶマシですが、
シナリオライターの頭の中だけで盛り上がってるけど全然伝わってないという意味では近年のFFと一緒に思えます。早いうちに担当を変えるか開発内部でガッツリ言ってくれないと、シリーズが進んだ時にエスカレートして似たようなことになる気がして不安です。ちなみに批判してるけど筆者はFF13は当時やり込みボスまで全て撃破済み。
個人的に本当にやめて欲しいのは、ワンシーン内で色々なピンとこない寒いセリフ達を皆がドヤ顔で次から次に言うの本当にキツイです!頼むから普通に喋ろうよ!ダサいってさすがに!雰囲気重視のセリフは良い場面でたまに使うから輝くのに...要所まで取っといてくれー。せめて1キャラくらいにしてくれー
1クエでNPCを魅力的にしたウィッチャーコラボから学んでほしい
ワールドの時にコラボしたウィッチャークエストでは、コラボ先が協力してくれたことにより非常にクオリティの高いコラボが実現しました。
そのクエスト内のちょっとした会話イベントは、どちらかというと今まで嫌われ傾向にあった植生の所長などの過去が掘り下げられ、一気にキャラクターとしての魅力を増し、プレイヤーからも評価も高いクエストでした。
操作キャラが喋るかどうかの違いなどもあるのであそこまで上手くやれとは言いませんが、もうちょっとコラボ会社からしっかり学び取って欲しかったと思います。
1クエスト内の会話でも上手く作ればああなるのに、ムービーも豊富で何倍も出番のある1期団の人たちの魅力はいまいち伝わりません。
次回作ではもっとちゃんとして欲しい
前作ワールドの時点で変なセリフを言わせまくったり、展開が雑だったり、受付嬢が嫌われたりとヒドイ出来でしたが、まだ「まともなストーリーは初挑戦」ということだったのでしょうがないかなぁという思いもありました。
しかし今回は前回の反省も踏まえたうえで出してきた2作目ですのでもう話が違います。
画質も荒くテキストとモンハン語で進んだ過去作のストーリーとは注目度も重要性もプレイヤーの意識も全く違うので、シナリオライターの方に求められる能力も今までとは別物だと思います(どっちが上とかではなく)。
ストーリーは明らかにゲーム全体の評価の足を引っ張っている部分の1つなので、本当に力を入れて作っていくのなら次回からはお願いだからシナリオライターを変えて欲しいと思ってしまった、そんなストーリーでした。
しっくりまとめられないくらいなら、今までみたいに新人ハンターが成長して最後には街を救う話でも良かったんじゃないかなと思ったりもします(´・ω・`)
最後に補足すると
補足をしておくと登場キャラクターは誰も嫌いじゃありません。むしろいい人達なのもわかります。受付嬢も今回は嫌われないように気を付けて扱っているのがわかります。
だからこそ「この素材があればもっともっといい話が作れたはず」と残念な気持ちにもなります。今回は触れませんがセリエナ防衛線もひどいですし
ただ、冒頭でも書きましたがこれはあくまで個人の感想で、捉え方は人それぞれです。ストーリーが楽しいと思った人はこんなネガティブな意見に惑わされる必要なんてないので、自分の感性を大切にして頂ければと思います。
自分はモンハンが大好きだし、ワールド発売前のキャラクターを見たときも、本格的なストーリーがあると聞いた時もワクワクが止まりませんでした。
期待しすぎた自分も悪いのかもしれませんが、まだモンハンで素晴らしいストーリーを見ることを諦めきれないのも事実です。次回作ではやっぱりいいものを作って自分を含め世界中のプレイヤーを驚かせて欲しいとも思っています。
手のひらを反す準備はできていますので、次回作のストーリーでは頑張ってください。半分くらい期待してます。