当記事での画像は、ゲーム中のスクリーンショット以外の出典は『CAPCOM モンスターハンターワールド公式サイト』となります。
『モンスターハンターワールド』も発売から時間が経ち、ぼちぼちストーリーをクリアした方が出始めた頃かと思います。この記事ではストーリーの流れとその場面ごとの感想を書いていきたいと思います。
ネタバレを多分に含みますので、クリアしていない人は自己責任で!
■目次
その2
ハンターランク6までの時点での感想記事はこちら。
やり込みまくった後のレビューはこちら。
その他オススメ記事。
・【ネタバレ無し】モンハン公式小説『生命(いのち)の大地に』の紹介・感想・レビュー
ストーリーをクリアした感想
従来のシリーズに比べ圧倒的にボリュームを増した今作のストーリーですが、終わってみての感想は、
悪くなかった
と思いました。
かなりフワッとした感想ですが、この結論に至った理由を以下に書いていきたいと思います。
ゲーム開始までのストーリー状況
ここで全てを細かく説明する気はありませんが、話の流れを説明したいと思います。
・巨大な古龍が未知の新大陸に渡る「古龍渡り」という現象が確認される。
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・「古龍渡り」の謎を解こうと40年以上前から調査が始まる。
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・10年に一度のペースで調査団が新大陸に送られる。すでに1~4期団の人たちがその新大陸で調査を始めている。1期団のメンバーはもうみんな老齢。
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・プレイヤーは推薦組のハンター(立候補ではなく、凄腕だからスカウトされたハンター)として5期団のメンバーに入り、新しく新大陸に向かう船の中にいるところからゲームが始まる。
ここまでの感想
ゲーム開始前の設定は非常によくできていると思います。新モンスターが出る理由もあるし、既存の設定も流用しながら進化させられるので、システムがある程度変わってもストーリー上全く違和感がありません。
これから新大陸に出発するというワクワク感もオープニングで煽られ、かなりテンションが上がりました!
オープニング~狩猟開始まで
・5期団が新大陸に向かう船の中で、別の推薦組の二人組と編纂者(今回の受付嬢)と出会う。
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・船がまさに古龍渡り真っ最中の超巨大古龍「ゾラ・マグダラオス」にたまたま?ぶつかり、主人公と受付嬢がゾラ・マグダラオスの背中に乗り上げる。アイルーはどこかに吹っ飛ばされる。
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・受付嬢と主人公は翼竜に捕まって脱出するも、『古代樹の森』の中に落ちてしまう。
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・受付嬢が少し離れたすきに『ドスジャグラス』に襲われるも、『調査班リーダー』と呼ばれる新大陸育ちのハンターに助けられる。そこに『アンジャナフ』も合流しワチャワチャするも逃亡に成功。
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・『調査拠点アステラ』(今回の拠点)に到着。1期団の『総司令』と会話し、別の推薦組二人とアイルーとも合流。調査班リーダーに拠点の案内をされた後、何故か主人公とその受付嬢が5期団代表として会議に出ることに。
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・まずは新大陸のやり方に慣れるためジャグラスを狩ることに。
ここまでの感想
ここまでも特に問題なく面白いです。唐突にゾラ・マグダラオスの背中で操作が始まるのもいいですね。チュートリアルがストーリー上違和感なく始まりますし、今までのようにクエストを受注してから初めてフィールド操作するわけではないので、ストーリーへの没入感が強まります。
アステラの道案内では、映像美も相まって拠点のスケールの大きさに圧倒されます。主人を探すアイルーの可愛さも悶絶もので、最高でした!
ちょっと「ん?」と思ったのは、拠点の重要人物で行う『会議』に、なぜ主人公たちが5期団代表として参加するのかの理由付けが甘い気がしました。推薦組ということで主人公は凄腕のハンターの実績があるのはわかりますが、他にも推薦組のハンターがいるわけなのでその人たちは何故いないのかがハッキリ語られていません。
辻褄合わせとしては、他の推薦組のハンターは『ゾラ・マグダラオス』と船が衝突した際のけが人の介抱をしていたため、もう一つの推薦組である主人公たちが選ばれたのかなと思います。後は単純に推薦組内でも主人公が設定的に最強のようなので、そういった点で選ばれたか、ですね。
★2任務~ゾラ・マグダラオス捕獲作戦まで
・やり方に慣れつつ周囲の安全確保、キャンプの設営のためのクエストをこなしていく。ムービーもガンガン入る。
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・『ゾラマグダラオス』の痕跡からその動向を探るため、痕跡がある大蟻塚の荒地に学者を派遣。今までにない護衛任務クエスト。そこでレイアやボルボロスに遭遇。1期団メンバーで、単独で調査の旅を続ける『竜人族のハンター』に出会うが「すべてを超えた先でまた会おう」という約束をして別れる。
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・行方不明の学者を助けるために大蟻塚に再び出発、『ゾラ・マグダラオス』ではない謎の古龍の痕跡などを発見しつつ学者を救助。
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・『ゾラ・マグダラオス』の動向を解析した結果、大峡谷と言われる場所を『ゾラ・マグダラオス』が通ることが判明。その場所で『ゾラ・マグダラオス捕獲作戦』を遂行することが会議で決定する。
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・新たな特殊装具の開発や、周囲の安全確保でアンジャナフなどを相手取りながら、捕獲作戦の準備を進める。
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・イケてるムービーのあと『ゾラ・マグダラオス捕獲作戦』スタート。バリスタや大砲を駆使し、背中に乗り込んで『ゾラ・マグダラオス』にダメージを与えるも、突如大蟻塚の謎の痕跡の主『ネルギガンテ』が襲来。
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・ネルギガンテを追い返し、なんとか捕獲作戦の続行を試みるが結果失敗。大峡谷でとらえることはできず『ゾラ・マグダラオス』は谷を破壊しながらどこかに居なくなってしまう。
ここまでの感想
従来のシリーズと違い「○○に△△が出たから倒してくれ!」の繰り返しというものではなく、今回は『古龍渡り』の謎を解明するという明確な目標があります。そのためのキャンプ設営であり、周囲の安全確保であり、学者を派遣した調査である、という理由付けがハッキリしているので作業感はそこまで強くありません。
モンスターが現れた際のムービーだけではなく、イベントシーンやムービーも多くありドラマチックに話が展開していくので、続きがとても気になります。
『古龍渡り』を調べるだけならわざわざ捕獲しないで追っかけてればいいだけじゃないの?とか思ったりもしましたが、まぁゲームの趣旨はモンスターとの戦いなので、その辺は見て見ぬふりをすることをしました。できればこういったツッコミどころを無くすように、狩りに対して正当性の確保を次回からはお願いしたいですね。
まぁ、ぶっちゃけ「古龍捕獲できないでしょww」とか思いましたけど。そこも無かったことにしておきました(´-ω-`)w
続く
だいぶ長くなってしまっているので、続きは次の記事にしたいと思います。
その2はこちら!