この記事は「モンスターハンターワールド(MHW)」に登場する、チャージアックスに関する講座シリーズの第3弾です。
今回は「移動斬り」について掘り下げていきたいと思います。慣れないうちは使い道がイマイチわかりにくいこの技ですが、一度使いこなせると非常に便利な技のため、当記事を参考にぜひ練習していただければ幸いです。
■目次
こちらの記事もどうぞ
★事前に確認しておきたい講座
★その他講座
移動斬りを活用しよう!
ではさっそくチャアクの「移動斬り」についてのあれこれを書いていきたいと思います。
そもそも移動斬りって?
『移動斬りとは』剣モードで繰り出せる攻撃で、左スティックを倒した方向にスライディングで大きく移動してから回転斬りで攻撃します。その名の通り移動距離が長いためトリッキーではありますが、使いこなせると非常に使い勝手がいい技になります。
実際の操作方法
・剣モードで移動斬り以外の攻撃後→『左スティック+〇』
剣モードの移動斬り以外の攻撃 →移動斬り
剣モードで移動斬り以外の攻撃を一回使ってからじゃないと『移動斬り』が出せない点に注意が必要です。その特性上、『移動斬り』→『移動斬り』というコンボルートは存在しません。
慣れないうちは使用頻度が高い『溜め2連斬り(〇ボタン)』を使おうとして誤爆することもよくあります。「溜め2連」では左スティックを離す、「移動斬り」は左スティックを入れる、この違いに早めに慣れてしまいましょう。
GP(ガードポイント)もあるよ!
以前こちらの記事でも紹介させて頂きましたが、移動斬りの最後にもGPが存在します。
★リンク
回転斬りのGPのため持続時間は長いですが、移動のスライディングをズサー⊂(´∀`⊂⌒`つ≡≡≡≡ とやった後に回転斬りを繰り出すので、「移動斬り」をボタン入力してからGPが発生するまでにはかなりのタイムラグがあります。
そのことを考慮したうえで利用することもできるので、余裕がある人は考えてみてください。
GPに関して詳しくは上の記事を読んでください。
スライディングは4方向に可能
移動斬りは前後左右の4方向にスライディングが可能です。前と後ろは特にも使う機会が多くなります。左スティックを動きたい方向に倒しながら〇を押すだけで出来るので、思った通りの方向に移動斬りを繰り出せるよう練習しておきましょう。
攻撃終わりのハンターの向きについて
左右への『移動斬り』を入力したタイミングで左スティックを入力しておくことで、回転斬りの向きをある程度変えることが出来ます。
※前後への移動斬りは必ず前方に攻撃します。
例(右への移動斬りも同様です)
・左への移動斬り→左スティック左に倒しっぱ→左に回転斬り
・左への移動斬り→移動中に左スティック右に倒す→右に回転斬り
・左への移動斬り→移動中に左スティック入力しない→前に回転斬り
これを利用することで、GP時の盾の向きや移動斬り後の連撃の角度の調整などが行えます。
利用が頻発するものではありませんが、移動斬り出始めで敵が動いたり、攻撃がくる方向にGPを合わせられるので、覚えておくと役に立ったりします。
『移動斬り』を活用する場面紹介
移動斬りの最大の利点は『移動すること』です 。抜刀状態で連撃の中に位置取りを変えられる技が増えたのは結構な革命だったりしますので、活用したいシーンを書いていきます。
敵を追いかける
もっとも基本的な活用法になります。戦闘中にモンスターが離れてしまった場合や、エリア移動の際に『移動斬り』で追いかけて攻撃します。長距離でも無ければ攻撃と回避の組み合わせで追っかけまわした方が納刀してから追いかけるより早かったりします。
短い距離であれば移動斬り一回で事足りますが、ある程度距離がある場合の追いかけるコンボも紹介したいと思います。
敵を追いかけるオススメムーブ:
・突進斬り→移動斬り→回避→突進斬り→以下繰返し…
・突進斬り→移動斬り→盾突き→移動斬り→盾突き→以下繰返し
敵を追いかけまわす距離と、攻撃モーションの短さから安全性に優れるのは一個目に紹介したムーブになります。二個目は盾突きから超(高)出力に繋ぐことができますのチャンス時への反応は早めです。
組み合わせは状況次第で変えたりしますが、自分は一個目の方を良く使っています。勿論組み合わせは色々な種類がありますので、自分なりにしっくりくるものを試してみてください。
位置取りor回避する
何気にこれがかなり使えます。
チャージアックスはその特性上、攻撃していると前にドンドン進んでいきます。ほとんどの攻撃が前進する性質を持っているため、弱点の頭を殴っている間にいつの間にか敵の腹下にまで進んでいき、超高出力を使う頃には弱点に全く当たらないという事がしょっちゅう起こります。
そんな時に『移動斬り』が活躍します。
敵の弱点から外れ、腹下等に潜ってしまった際は超出力を撃つ前に頭側に向かって『移動斬り』を使って頭の前まで移動しましょう(後ろに向かって使うことが多い)。頭に向かって超出力をブチかませばいいのです。
もちろん超出力のみに言えることではなく、攻撃しているうちに前進してしまい、位置がズレた場合等に、敵の弱点を攻撃できる方向に向かって移動斬りを使いましょう。
勿論踏みつけ攻撃などの緊急回避にも使えますよ!
例:VSリオレウス
頭部分に剣モードで溜2連斬りや回転斬りをしているうちに、頭の下あたりに潜ってしまった場合などは、このまま超出力を撃つと斧振り下ろしやビン爆発が腹下などの弱点じゃ無いところに吸われてしまいます。ここで後ろに向かって『移動斬り』を繰り出し、頭の前方に移動してから超出力を放つことで頭にフルヒットさせられます。
例:VSイビルジョー
足で踏みつけたりジャンプ攻撃等に合わせて移動斬りで回避することで、回避と攻撃を同時に行うことが出来ます。
GPを合わせに行く
前述の通り『移動斬り』には攻撃終わりにGPが存在します。攻撃の予備動作から攻撃発生までが長い敵の攻撃を把握して、上手く合わせられる様になると攻撃チャンスを増やせます。
ただし、
・移動が必要
・GPが有効に機能する
の2つの条件に当てはまる場合以外は、無理に狙う必要はありません。
使いやすい場面は、敵がバックステップして攻撃を繰り出す場面です。簡単な例を書いておきます。
例:VSイビルジョー
イビルジョーは怒り状態でブレスを使う際、前に移動しながらブレスを使用してくる場合と、後ろに下がりながらブレスを使う2パターンがあります。この後ろに下がった時に移動斬りを使って頭の手前で回転斬りを繰り出すと、ブレスをGPで受けることが出来るので、そこから頭に向けて超(高)出力を繰り出すことが可能です。
こういった使い方は色々なモンスターに応用できますので、自分なりのタイミングを見つけてみて下さい。
ちなみに↑の例の方法で超(高)出力を繰り出した場合、イビルが怯んでくれないと高確率で反撃を食らうので注意です。怯んでもそのまま突っ込んでくるパターンを引いた場合も基本被弾します。つまり、オススメはしません(;^ω^)wあくまで例です(´・ω・`)w
突進攻撃への回り込み超(高)出力
ほぼ全てのモンスターには「突進攻撃」というのもが存在します。真っすぐ突っ込んでくるアレです。
モンスターの突進の予備動作を確認したら、剣モードで一振りしてから斜め前に向かって移動斬りを繰り出します。その際はスライディングが始まった瞬間に内側に左スティックを傾けましょう(詳しくは「攻撃終わりのハンターの向きについて」の項をご覧ください)。そうすると、突進して来たモンスターの斜め後ろにハンターが滑り込むような形になります。
そこから思いっきり敵側に左スティックを傾けて『盾突き』→『超(高)出力』と入力すると、距離や位置取りよって「超(高)出力」を敵に当てることが出来ます。勿論超(高)出力まで繋げるかどうかは敵の次の動き次第で臨機応変に対応しましょう。
モンスターの突進は、移動斬りで「超(高)出力」チャンスになる可能性が高いという事を覚えておいてください。
終わりに
チャアクを使い始めた頃は誤爆でしか基本出番もなく、操作に慣れてきたころには存在を忘れがちな『移動斬り』ですが、実は使い勝手がいい技になります。
前述の通りチャアクは攻撃しているうちに前進してしまう武器なので、回避やGPをうまく活用して立ち回ったところで徐々に弱点からはズレていってしまうことが多いです。
そういった場合の位置調整にも非常に便利な技なので、ぜひ『移動斬り』の存在を頭の片隅に入れながら立ち回って見てください。慣れれば『移動斬り』無しには戻れませんよ(^ω^)