モンハン攻略戦記

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【MHW】死闘感溢れる!歴戦王ネルギガンテ感想など

歴戦王ネルギガンテ

モンスターハンターワールドの最後の歴戦王として配信された「歴戦王ネルギガンテ」。マスタークラスを実装するアイスボーン前最後のアップデートが遂に来ましたね!

 

今回は、実際に筆者が「歴戦王ネルギガンテ」と戦った感想などを書いていきますので、ぜひチェックして頂ければと思います。

 

■目次

攻略記事などはこちら

・歴戦王ネルギガンテの攻略ポイントと仕様紹介

・オーグγシリーズとリュウ重ね着の性能と必要素材

・クラッチクローの仕様紹介と期待したい要素や不安要素

・アイスボーン(ICEBORNE)発売日や最新情報など放送内容まとめ!

対「歴戦王ネルギガンテ」初見の様子を簡単に紹介

「歴戦王ネルギガンテ」は、昨年12月の段階から強敵として仕上げると公式がアナウンスしていたため、最初からある程度の装備を整えてクエストに挑みました。ちなみにチケットが集め終わるまではソロで挑戦しています。

 

縛りルールとして今回適用したのは以下の通りです。

・武器は強属性チャージアックス
・オトモ無し

強属性チャージアックスは無撃榴弾チャアクに比べ安定感や火力が不足していてだいぶ弱いですが、ビン爆発の見た目が好きでずっと使っています。モンスターハンターワールドの世界をずっとメイン武器として一緒に戦ってきたので、最後となる王ネギもどうせなら最後までってことで強属性チャアクで挑みました。

 

オトモは随分前に練習のため1回外してからもうずっとついていないので、そのまま無しで今回もプレイしました。

 

スキル構成(ソロ)は

匠5、弱点特効3、攻撃3、体力3、ガード性能3、砲弾装填数UP、見切り2属性解放1、ガード強化

属性解放とガード強化は初見だったのもあって死にスキルです。準備したと言いつつまぁまぁ適当ですね(´・ω・`)武器は強属性チャアクのガイラ飛雷(カスタム無し)です。弱いです。

 

歴戦王ネルギガンテの仕様変更によっては「心眼」などのスキルが無いと詰むかもなぁと思いつつ、やってみなきゃわからないので実際にクエストに出発。

 

いきなり結果を言ってしまうと、2乙33分でギリギリ初見クリアを達成しました('ω')ノ

 

時間が掛かるのは仕方ないとしても、3乙しなかったのは運に助けられた部分が大いにあったため、実際は5乙くらいのクエスト内容でした(笑)。

 

初見時の簡単なクエストの様子

歴戦王ネルギガンテ

いつも通りエリア16のキャンプからスタートしたら、ネルギガンテが遠い

 

 

落石を1回外すも、序盤はネルギガンテが弱く余裕で立ち回る

 

 

乗りを仕掛けてる最中にテオが乱入。縄張り争いが発生せず地獄絵図に

 

 

ネルギガンテを誘導して戦いを続け、ちょくちょく被弾するものの運良く死なない

 

 

不動の装衣を着たら新モーションが多段ヒットして1乙

 

 

不動を使わないように立ち回るも新モーションが中々見切れず、何度も死にかけるもののなぜか毎回ギリギリで生き残る

 

 

ネルギガンテの寝床に到着してからの怒涛の攻撃に手を焼き10分ほど戦うも、新モーションでハンターが消し飛ぶ(2乙)

 

 

キャンプから帰ってきてもネルギガンテが寝ておらず3乙を覚悟

 

 

やけくそで戦闘中に爆弾を置いたらそれがヒットし、歴戦王ネルギガンテを撃破

 

 

正直1戦目で勝ったのはマグレ要素が強く、非常に厳しい戦いでした(´・ω・`)ラッキー

 

歴戦王ネルギガンテと戦った感想

歴戦王ネルギガンテ

それでは滅尽龍チケットが集め終わるまで歴戦王ネルギガンテと戦ったので、感想を書いていきたいと思います。チケットは全てソロで集め、その後もソロやマルチで遊んでいます。

 

純粋な強敵として進化した歴戦王ネルギガンテ

歴戦王ネルギガンテは間違いなく強いですが、強さの質がスリップダメージなどのギミックなどではなく、純粋な火力とスピードなのが非常に気持ちいいですね。

 

たとえば歴戦王クシャルダオラは設置竜巻と風圧に強さがほぼ集約されるため、スキルで完全風圧無効を積んでしまえば一気に弱くなります。歴戦王ゼノジーヴァも強いですが床ダメージを無効にするところから勝負が始まると言っていいでしょうし、歴戦王ヴァルハザクもスリップダメージを常に意識するのが重要です。

 

何のゲームにも言えることですが、こういったギミック的・飛び道具的な要素で強さを発揮してくるボスというのは対策を知っているかどうかによる難易度の変化が大きく、アクションの上手い下手はさほど重要ではない場合が多いです。モンハンの場合はこういったボスでもアクションも重要ですがね('ω')ノ

・「歴戦王ネルギガンテ」実装時の仕様を予想してみた

 

対してこの歴戦王ネルギガンテは強さの質が力と速さに集約されています。こういった純粋な武闘派ボスはプレイヤーのアクションの質によって難易度が変化するため、スポーツ的要素が強く、アドレナリンが出やすいためプレイヤーに人気が出る傾向があります。

 

つまりは、歴戦王ネルギガンテとの戦いは、気を抜けない死闘のような殴り合いになるので少年漫画の対強敵戦のようなギリギリのバトルを楽しめるというのが個人的な感想です。

 

強敵枠としての調整は上手くいっていると思う

「歴戦王ネルギガンテ」の調整は、プレイヤーのアクションの上手さによって難易度が変化する上手い調整になっていると思います。

 

防御力などを積んでもさほど攻撃を耐えられず、「〇〇スキルを積んでおけば相手の強みを無効化できる」といった事も無いため、基本的にプレイヤースキルで勝負することになります。

 

アクションの質を最も重要な柱にしているゲームですから、スリップダメージや風圧といったギミック要素メインではないこういったモンスターこそ「強敵」と呼ぶにふさわしいでしょう。

 

プレイの量や事前準備よりも、プレイヤースキルが問われる良い調整だと思います。

 

人によっては明確な攻略方法が無いのはストレスかもしれない

女性ハンター

「上手い調整だ」といったものの、それはモンスターハンターワールドをアクションゲームとしてプレイしている筆者のようなプレイヤーにだけ当てはまるのも事実です。

 

勿論スキルの組み合わせや防御を育てたりすることで、RPG的にハンターを強化できるのもモンハンの魅力の1つです。

 

例えば日頃から珠集めなどをコツコツ頑張り、モンスター毎に最適な装備構成を作ってスマートに狩ること等を楽しさの主軸としているプレイヤーの方にとっては、明確な対策が少なく死闘のようなバトルを強制される「歴戦王ネルギガンテ」はストレスを感じるかもしれませんね。

 

新モーションについて

攻略記事の方では「急襲攻撃」としている歴戦王ネルギガンテの新モーションについてです。

 

この攻撃は立ち回りに与える影響が非常に強力で、ハンターの欲張った攻撃やちょっとしたゴリ押しを咎めてきます。お互いに見合った状態からハンターが攻撃を仕掛けた直後に急襲攻撃が発動した場合、一部の武器や攻撃を除いて回避手段がないまま急襲攻撃を被弾してしまうほどに発生が早く、また威力も強力です。

 

これは一見すると強すぎでは?と思うかもしれませんが、モンスターハンターの戦闘の基礎である「敵の攻撃の後隙にこちらが攻撃する」というのをもう一度思い出さなければなりません(ターン制と表現されたりもします)。

 

モンスターの攻撃の合間に差し込み攻撃をしたり、お互い見合った状態で攻撃したりするのはある程度腕が上がってくるとやりたくなるところではありますが、この歴戦王ネルギガンテ戦では安易な差し込み攻撃等は手痛い反撃を受けてしまうため、しっかり見極める必要があると思って良いでしょう。

 

これは、モンハンの戦闘の基礎を大事にしつつ、そのうえでタイムを縮めたいのであれば甘えの無い質の高い差し込み攻撃をする必要がある。ということです。上の方でも述べましたが、こういった観点から見ても「歴戦王ネルギガンテ」はプレイヤースキルを重視した上手い調整になっていると思います。

 

ただ結局最後まで「転身の装衣」を開発が扱いきれていない

転身の装衣

と、ここまでは基本褒めてきましたが、やはりというかなんというか結局「転身の装衣」は今回も猛威を振るいました。

 

勿論ひっかき攻撃による削りは歴戦王になって増えているので、転身装備中に完全に脳死状態でいいかと言うとそうではありません。しかし、転身装備中に乙ることはほぼ無く、ここまでアクションの質重視で作られているモンスター・ゲームデザイン・クエストに対して根底から覆してしまう「転身の装衣」は、やはり便利すぎると言わざるを得ません。

 

結局モンスター側に転身対策を積ませるとなるとスリップダメージになってしまい、そういったギミックばかりだとプレイヤーから不満が出てアクションゲームとしての質が下がります。しかし、スリップダメージを無くすと結局転身が猛威を振るうという悪循環になり、ゲーム全体のクオリティを押し下げていると言って差し支えないかと思います。

 

「転身の装衣」が救済措置として存在しているのは勿論良いのですが、開発側がその強力過ぎる効果を全く扱いきれていないので、救済措置というよりもとりあえず「転身着ておけばいい」という状況が生まれています。嫌なら使うなと言うのは簡単ですが、つまりそれは調整不足の放置に繋がるので、開発にはこの辺のバランス調整は今後シリーズが続くなら必須となるでしょう。

 

「歴戦王ネルギガンテ」戦の数少ない抜け道は、整備スキルを付けて転身が使えるときだけ戦ってボコボコにすることでしょう。あとは睡眠落石大タルGなどをやっていけばクリアできると思うので、なかなか勝てない人は試してみるのも良いのではないでしょうか。ゲーム内に正規のルートで用意されている手段なので、ズルいとかそういうのは一切ありません。私が言いたいのは開発側の調整不足の件なので転身を使うこと自体は全然いいと思います。

 

そんなことよりBGMやセリフの演出が素晴らしい

戦闘やバランス云々も大事ですが、そんなことよりBGMが素晴らしい!!

 

メインテーマである星に駆られてと看板モンスターネルギガンテの曲をミックスさせた仕上がりで、まさにモンスターハンターワールドの最後の強敵であることを感じさせてくれます。テンションが上がると同時に、楽しいMHWの最後であることを感じるためどこか切なくもあります。団長の「一狩り行こうか」「真のモンスターハンターだ」のセリフも最後までやりきった達成感と切なさを感じさせてくれる良い演出だと思います。ほんと「調和を目指せ」「君こそ真の導きの青い星だ」とか言い始めなくて良かったです(;^ω^)最後までそれかよってなりますからね

 

そしてここからアイスボーンに繋がっていくわけですね!

 

戦闘自体はとても楽しい

歴戦王ネルギガンテ

筆者個人はアクションゲームとしてモンスターハンターを楽しんでいて、強敵も大好きなので満足のいく最後の歴戦王でした。やはりネルギガンテは最後まで良モンスターであり、看板モンスターは神モンスばかりという伝統は守られたように思います。

 

チケットを集め終わったものの、死闘を楽しむために色々な武器や装備でこれからも戦っていきたいと思います(^ω^)

 

マルチとソロでまた趣も違う

マルチでもソロでも死闘感はありますが、マルチにおいては次々ハンターが倒されていくことが多く(特に野良)、味方への攻撃に巻き込まれたりとワチャワチャ感も面白いです。

 

ソロのヒリつくようなタイマンとは違いますが、お祭り感もあって楽しめるマルチもまた面白い仕上がりになっています(特に野良)。お祭り感を楽しむならメンバーを厳選したりしないのがオススメです。

 

腕を磨くにはうってつけか

また、「歴戦王ネルギガンテ」は自身のプレイヤースキルを磨くのにうってつけのモンスターだとも思います。腕を磨くことに焦点を当てるなら、オトモを外して転身の装衣を使わないようにしてみるといい練習になると思います。これで安定して勝てるようになるころには相当な腕前と思って良いでしょう。

 

終わりに

アイスボーン

ついに最後の歴戦王ネルギガンテが配信されました。事前にハードルを上げた割には圧倒的強さは感じませんでしたが、戦っていてとても楽しく、油断すると簡単に負けれる良い調整になっていると思います。まさに強敵という感じで、個人的には満足でした。

 

アイスボーンまでまだ少しありますが、新情報などを楽しみにしつつサブを育てたりして遊び続けていきたいと思います。とにかく今は歴戦王ネルギガンテとのバトルが楽しいので、腕を磨きにまた戦ってきたいと思います。