モンハン攻略戦記

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【MHW】翼竜から落とされる要素はもういらない【改善案1】

リオレウス

世界で大ヒットを記録した「モンスターハンターワールド(MHW)」。DLCである「アイスボーン」の発表に加え、今作の売り上げから「MHW2」の発売もまず間違いないと考えられています。

 

しかし、今まで古い様式に拘って技術的進歩や新しい挑戦を怠ってきたモンハン開発にとって、明らかに時代から「ずれている・ついていけていない」点も多くあります。

 

そんないらない要素・時代錯誤の要素について、文句を付けていく問題点や改善案を書いていくシリーズの第1回になります。

 

■第0回ってわけでは無いですが、以前書いた改善案はこちら。

・アイスボーンでの集会エリアの改善案を考える

 

そして、今回のテーマはこちら!

 

翼竜から落とされる要素はもういらない

今回は「翼竜から落とされる要素について」です。

 

これ、要らなく無いですか?というお話しを個人の意見を交えて書いていきたいと思います。

 

■目次

翼竜から落とされるのはストレス要素

まず今回お話しする「翼竜から落とされる要素」とは、クエスト開始時に指定したキャンプ地にたどり着けず適当な場所に翼竜がハンターを落としていく事象です。そこそこの確率で発生し、開始地点はいくつかの候補の中からランダムで選ばれます。

 

当然予定が狂うわけですから、プレイヤーには少なからずストレス要素なのは間違いありません。

 

旧モンハンシリーズでのキャンプ外スタートについて

MHP2G

ではなぜ、過去のモンハンシリーズでこれが採用されていたのかというお話しですが。

 

まず旧モンハンシリーズでは、上位と呼ばれるクエストでは「その危険さからキャンプ地まで正しく送れない場合や、支給品が届くのも遅れてしまう場合がある」という設定があります。

 

過去のモンハンではキャンプ地はMAPに1つのみで、キャンプで出来ることと言えば回復するくらいでした。

 

そのため、キャンプ地に最初につけない場合のデメリットは、

・支給品が開始直後に届いた場合にすぐ回収できない
・モンスターの初期配置がキャンプの近くだった場合に遠くなる
・モンスターにいきなり相対する場合がある

上記の3つ。

 

メリットは以下でしょうか。

・モンスターの近くのエリアから始まって時間短縮になることがある
・秘境と言われるレア素材を入手できる地点からスタートすることがある

一応メリットもありますので、キャンプ外スタートにもそこに一種のゲーム性が存在していたわけですね。

 

とはいえ、この要素が不要という声は昔からそれなりには存在したのも事実です。

 

進化した今作MHW

MHWアイスボーン

過去のモンハンシリーズに対して今作「モンスターハンターワールド(MHW)」はというと、

  1. キャンプで出来ることが多い
  2. キャンプが複数ある
  3. ファストトラベルが出来る
  4. MAPがシームレス
  5. 秘境には歩いてもいける

上記のような旧作との変化があります。それぞれを見ていくと...

 

キャンプで出来ることが多い

今作からキャンプ地で装備やアイテムの変更や食事が可能です。こうなると最初にキャンプに着く前提でゲームをプレイする頻度が増えるため、キャンプ外スタートのストレス要素が増えます。

 

例えば

  • 事前にキノコ大好き装備で、キノコを食べてバフを付けた直後に討伐用装備に着替て、持って行くアイテムも変更するつもりだった。
  • キャンプで食事するつもりだった。

こういったパターンですね。特に食事に関しては拠点の不便さも相まって良くあることだと思います。

 

キャンプが複数ある

MAP

MHWではキャンプがMAPに複数あるため、初見時以外はそもそもモンスターの初期位置に近いキャンプを選択してクエストをスタートさせる場合がほとんどです。そのため、翼竜に落とされたおかげでモンスターに近くなったということはほとんど発生しません。お得感を感じることが減るので相対的にストレス要素になる機会が増えます

 

ファストトラベルが出来る

翼竜から落とされたとしてもファストトラベルを使えば本来のキャンプにすぐに移動が可能です。そうなると、そもそも翼竜に落とされても問題は少なく、ただただロード時間や手間が増えるだけの純粋な嫌がらせを受けている感覚になります。

 

敵に発見されるとファストトラベルできないのもストレスに拍車をかける

ギルオスのような小型のモンスターに発見されても、ファストトラベルは使用できなくなります。その地点から離れてもすぐに解除されるわけではなく、しばらくはファストトラベルが使用できません。

 

旧作ではMAPがぶつ切りだったため、警戒を解除させることもできたでしょうが、今作ではそれも不可能です。

 

考えてみてください、

 

ターゲットモンスターの近くのキャンプを選択して始めたクエストで、やたら遠い場所に落とされた挙句、その場にいる小型モンスターに発見されて、ファストトラベルありきでデザインされた広大なMAPを徒歩で移動しなければいけなくなった。食事もキャンプで済ませようとしていたからスタミナが少ない状態で、歩いたり走ったりしてキャンプに向かうものの、後ろからはギャーギャーうるさい小型モンスターがしつこく絡んでくる。

 

もうこの時点でやる気が失せるってもんです(´・ω・`)

 

秘境には歩いてもいける

今作は翼竜に落とされた場所が、キラキラ光る採取ポイントで秘境感があることもありますが、今作のこういった地点には普通に歩いてもこれます。そのためお得感が減りました。

 

そもそも何故採用したのか謎

受付嬢

そもそもファストトラベルがある時点で何故この要素が採用されたのか謎です。回復役を飲んだ後のガッツポーズ並に削除するべき要素だったのではないでしょうか。

 

いわゆる「モンハンらしさ」という言葉で片づけて、伝統だからしょうがないという決まり文句で進化から逃げてきた開発が、MHWで成し遂げた大きな進化。それなのに何故この要素が残ってしまったのか、設計や会議上で誰が「残そう」と言ったのか、全くもって謎です。

 

ゲーム発売直後から不満が噴出している要素であり、アイスボーンやMHW2では確実に無くした方が良い要素でしょう。

 

終わりに

おそらくこの「翼竜から落とされる要素」に関しては、満場一致で「いらない」という結論になると思います。

 

少し話は変わりますが、

 

以前MHWプロデューサーの徳田さんがどこかのステージで言っていましたが、海外に受けるためにMHWの仕様をどう変えていくかという話しを社内でしていた時に、

 

「日本は耕作民族だからそもそも海外とは文化が違って相容れないから、海外にうけるように仕様を作り変えるのは難しい」的な発言が社員の一部から発せられたそうです。細かいところは覚えていませんがこういった内容です。 

受付嬢

「コイツを今すぐクビにしろ」

 

今から世界に売れるAAAタイトルとして「MHW」を作っていこうと、みんなモチベーション高くやってるのに社内からこんなことを言う奴がいるようです。THE日本企業というイメージですが、今後の作品ではこういう発言をする人が社内の高い地位にいないことをお願いしたいですね。

 

少し話ズレましたが、こういった進化や挑戦に臆病な考え方が蔓延すると追いつきかけた時代にまた置いていかれるので、本当に守るべき伝統とは何なのか、不要な要素や必要な進化はなんなのかを、自分達の保身を置いてもう一度考えて欲しいものです。

 

最後は個人的にずっと抱えていた不満が爆発し、何故か説教みたいになりましたが(笑)どう考えても翼竜から落とされる要素はもういらないですよね('ω')って話でした。

・受付嬢は何故嫌われたのか【改善案2】