イベントクエスト「太陽が燃え盛る時」にて配信されている歴戦王第三弾、歴戦王テオ・テスカトル。通常個体のテオ・テスカトルに比べて色々と強化が施されており、苦手意識のある方も少なくないかと思います。
そこで今回は初心者の方や不慣れな方に向けて、具体的な立ち回りを含めながら攻略のポイントをご紹介します。歴戦王だけでなく通常個体や歴戦個体にも使える知識ですので、是非参考にしてみてください。
■目次
テオ・テスカトルの基本情報
炎王龍テオ・テスカトルは炎を司る古龍であり、その名の通り炎や爆発を用いた攻撃を多用してきます。
弱点は斬撃、打撃、射撃すべて共通で顔。弱点属性は水、次いで氷となっています。
頭に一定以上のダメージを与えるとダウンさせることができ、数秒間攻撃し放題になるので積極的に頭を狙うのが良いでしょう。
攻撃面で特徴的なのは「龍炎纏い状態」「塵粉纏い状態」と言われる二つの状態変化。
龍炎纏い状態
龍炎纏い状態では体の周囲に炎が立ちのぼり、近くにいるだけで微量の継続ダメージを受けてしまします。
この炎はほぼ全ての弾属性の攻撃を無効化してしまうという性質を持っており、弓やライトボウガン、ヘビィボウガンでは、炎に覆われていない顔や尻尾以外への攻撃は弾かれます。
唯一、ボウガンの斬烈弾だけは炎を貫通して攻撃することができますが、威力は低め、マルチプレイでは他のプレイヤーを転倒させてしまう、と有用とは言い難いのが実情です。
塵粉纏い状態
塵粉纏い状態では攻撃と同時に塵粉と呼ばれる爆発性の粉をばらまくようになります。この塵粉は一定時間経過または他の攻撃で爆発してダメージを与えてくるほか、テオ・テスカトル最強の大技であるスーパーノヴァもこの状態で使用してくるため非常に危険です。
さらに、この塵粉に触れると「爆破やられ状態」になってしまい、解除しなければ同じく一定時間または被弾することによって大ダメージを受けます。
ローリングやステップ等の回避行動を繰り返して解除するか、または爆破やられ耐性のスキルで無効化しましょう。
攻撃パターンについて
続いて、攻撃パターンのおさらいです。
とは言っても全てを網羅しては長くなるので、ここでは大きく4つに分けて紹介します。
物理攻撃
ひっかき、かみつき、突進、体当たりなどの直接攻撃全般。
ほぼ全てに共通して正面にいなければ当たらないという特徴があります。
ただ、俗に「スライド噛みつき」や「スライド突進」と呼ばれる攻撃だけは例外で、正面にいなくても当たる可能性がありますが…対処法は立ち回りの項で解説します。
炎攻撃
火炎放射、炎を吐きながらの噛みつきなど。
これらは攻撃範囲の関係上、ほぼ全て顔より後ろに行けば当たりません。
そしてさらに、その場から動かない炎攻撃はテオの顔に密着していても当たりません。
密着するか顔より後に行くか、どちらにしろテオの近くにいれば対処が容易になりますね。
しかしこの中にもひとつ例外があり、半回転しながらの火炎放射は顔より後ろにいても当たってしまう可能性がありますが、詳しくは後述します。
また、炎攻撃に当たると火やられ状態になってしまうので、その際は回避行動で解除するか、前もって火耐性スキルで対策しておきましょう。
塵粉攻撃
周囲に塵粉を漂わせたあと、その場またはジャンプ突進攻撃の衝撃で爆発させてきます。
一見すると逃げ場が無いように見えるものの、これにもきちんと安全地帯があります。
塵粉の撒かれる範囲はテオの近くか遠くの2パターンだけ(厳密には3パターンですが対処は変わらないため割愛)なので、予備動作中に落ち着いてどちらか判断し、近付くか離れるだけで回避できてしまいます。
スーパーノヴァ
塵粉纏い状態で使ってくるテオテスカトルの必殺技になります。空中でエネルギーを溜めた後全方位に放つ大技で、対処法は基本的に避ける(ダイブ)か閃光で落とすの2択になります。
閃光弾は4発までしか効果が無いため、基本的にノヴァの予備動作が始まったら避けられるよう納刀し、飛び込み回避(ダイブ)の準備をしましょう。ダイブが間に合わない場合や、マルチで味方が避けられなそうな時は閃光を使用するのがオススメです。
基本情報の要点をまとめると
・頭が弱点
・状態変化が2種類ある
・攻撃にはそれぞれ安全地帯がある
の、3点です!
歴戦王で強化されたポイント
テオが歴戦王になって強化された点は主に
・基礎ステータスの上昇
・行動速度の上昇
・新しい攻撃パターンの追加
・歴戦王クシャルダオラの乱入
の4点です。ひとつずつ順番に見ていきましょう。
※スリンガー閃光弾は歴戦個体と同様4発まで有効
基礎ステータスの上昇
通常個体から歴戦個体への強化と同じように、歴戦王ではさらに体力、攻撃力、防御力などが強化されています。
また、目に見えないので分かりづらいですが「気絶値」も上昇しています。
これは「ハンターを気絶(操作不能)状態にさせる力」のことで、短時間に連続して攻撃をもらうとすぐに気絶してしまうので注意が必要です。
行動速度の上昇
歴戦王テオは攻撃速度なども全体的に少し速くなっています。
通常個体や歴戦個体と同じように攻撃していると、回避や防御が間に合わず被弾につながってしまうことも。より慎重な立ち回りが求められます。
新しい攻撃パターンの追加
塵分攻撃に新たなパターンが追加され、既存の塵粉攻撃では安全地帯だった顔の近くにも爆発が発生します。
…なのですが、正直なところ危険度はさほど高くありません。
予備動作は他の塵分攻撃と同じで長く、少し離れるだけで攻撃範囲外に出られるため、既存の攻撃パターンに対応できるハンターであれば当たることはほとんどありません。
まして遠距離武器であれば顔のすぐそばで戦うことは基本的にないので、そもそもほとんど使用してきません。
むしろ、歴戦王テオの本当の脅威は「今までと同じ攻撃が、速くて強い」という点だと言えるでしょう。
歴戦王クシャルダオラの乱入
イベントクエスト「太陽が燃え盛る時」の狩猟対象はもちろん歴戦王テオ・テスカトルですが、時間経過によってエリア9に歴戦王クシャルダオラが登場します。
悲観する必要は全くなく、このクシャルダオラはハンターとテオを見つけると、テオと縄張り争いをした後すぐに立ち去ってしまいます。
逆に、この縄張り争いを邪魔してしまうとクシャはしばらくフィールドに残って襲いかかってくるので、絶対に邪魔をしないようにしましょう。
具体的な立ち回り
ここでは特殊装具や対策スキルを使用していない前提で「どうすれば安全に戦えるか」を主題にお話しします。
先に簡単な結論を言うと
テオの左手側で欲張らないで戦う
ただこれだけです。
近接武器ではテオの左手付近、遠距離武器ではテオの左手の斜め前あたりがオススメ。
あまり離れすぎるのは逆に危険なので、遠距離武器でも付かず離れずを意識しましょう。
左手側での戦いについて
先ほど述べた通り、テオの攻撃にはそれぞれ安全地帯が存在します。
物理攻撃では正面以外、炎攻撃では顔より後ろ、塵粉攻撃では遠くか近く。
近接武器では「遠く」以外の安全地帯をすべて満たせますし、遠距離武器では「顔より後ろ」以外がキープしやすい位置になるはずです。
さらにテオの素早い攻撃の多くは右手側から発生するという特徴があります。
引っかきも右手、噛みつきも右から、火炎放射も右から左…
また、左手側から発生する攻撃は比較的予備動作が大きいため、落ち着いて見ていれば充分に回避行動が間に合います。
攻撃パターンの項で紹介した安全地帯の例外についても同様です。
スライド突進はハンターのいる側を中心に回転する(=ハンターと逆側の攻撃判定が大きい)ので、予備動作を見たらテオから離れるように回避すれば当たりません。
そしてテオの横にいると多用してくる半回転しながらの火炎放射は、テオの胴体~後ろ足付近までいけば届かず、さらにハンターと逆側に大きく顔を振りかぶるため、これも予備動作を見てから奥に移動すれば回避が間に合います。遠距離武器ではそもそも使用頻度が少なく、射程距離も短いので少し離れるだけで簡単に回避できます。
被弾して炎やられや爆破やられになってしまった場合も、落ち着いて左手側をキープしていれば、アイテムや回避行動で解除する余裕は充分にあります。
もし「言葉では分かるけど、そう上手くいくのかな…」と思う方は、通常個体や歴戦個体のクエストで構いませんので、テオの左手側に立って観察してみてください。
近接武器ならば、攻撃が来たら左手から離れるように画面右か奥(テオのお尻のほう)に回避。遠距離武器でも同じように右か奥か手前に回避。欲張らないことを意識して、スーパーノヴァは納刀からの飛び込み回避(ダイブ)が間に合うように立ち回りましょう。
少し慣れれば、ほとんど被弾しなくなるはず。それほどまでに左手の近くは安全で対処がしやすいのです。
オススメ特殊装具
「歴戦王テオテスカトル」にオススメの装衣はこちら。
耐熱の装衣
爆破やられ耐性と火耐性、熱ダメージ無効の効果を併せ持つ特殊装具。
さらに火属性のダメージを70%も軽減してくれるため、近接武器、遠距離武器を問わず有用です。
効果時間は180秒、再使用までの時間は210秒。
不動の装衣
被弾リアクションと咆哮、風圧、震動による拘束モーションを無効化し、全ての被ダメージを30%軽減する特殊装具。
テオ戦においてはこちらの行動を一切中断されなくなる強力な装具ですが、歴戦王テオは攻撃力も非常に高いため装衣に頼ったゴリ押しは厳禁。咆哮や不意の被弾対策と考えるのが良いでしょう。
効果時間は90秒、再使用までの時間は360秒。
転身の装衣
被弾リアクションが「吹っ飛び」以上の攻撃を自動で回避する特殊装具。
こちらも非常に強力な装衣ですが、被弾リアクションが「怯み」や「尻もち」の攻撃では自動回避が発動しないので要注意です。
テオは素早い攻撃のほとんどが怯みか尻もちなため、それらに連続で被弾すると一気に体力を削られてしまいます。不動の装衣と同様に過信は禁物。
効果時間は90秒、再使用までの時間は300秒。
オススメスキル
「歴戦王テオテスカトル」にオススメのスキルはこちら。
体力増強
体力の最大値を上げるスキル。レベル3で体力+50。
上記の立ち回りに慣れれば被弾は大幅に減りますが、それでも事故はつきもの。
食事と合わせて最大体力を200まで上げておけば不意の被弾にも安心です。
耳栓
咆哮の影響を軽減、または無効化するスキル。レベル5で全ての咆哮を無効化できる。
テオは咆哮による拘束からの被弾や事故死が比較的起きやすいため、有効なスキルです。
付ける場合は最低でも硬直を軽減できるレベル4、可能であれば無効化できるレベル5までつけることをお勧めします。
気絶無効
気絶状態の時間を短縮するスキル。レベル3で気絶状態にならなくなる。
歴戦王テオの攻撃は気絶値が非常に高く、連続して被弾するとすぐに気絶させられてしまいます。
なかなか対処に慣れないうちは対策しておくのもよいでしょう。
爆破やられ耐性
爆発までの時間を延長し、爆発ダメージを軽減するスキル。レベル3で爆破やられにならなくなる。
塵粉纏い状態で設置される塵粉は触れるだけで爆破やられになってしまうため、特に近接武器にとっては厄介に感じるもの。
無効化できれば攻撃チャンスの増加にもつながります。
火耐性、熱ダメージ無効
炎攻撃や龍炎纏い状態、火属性やられの対策スキル。
火耐性は20以上の時、熱ダメージ無効は常に火属性やられを無効化してくれるので便利。
熱ダメージ無効はさらに龍炎纏い状態の継続ダメージも防いでくれますが、炎攻撃のダメージ軽減効果はありません。
逆に火耐性は、炎攻撃のダメージ軽減効果はありますが、龍炎纏い状態の継続ダメージを防ぐ効果はありません。
自分の目的に合わせて使い分けましょう。
整備
特殊装具の再使用までの時間を短縮するスキル。レベル3で20%短縮。
直接的な対策スキルではありませんが、特殊装具を使用できる回数が増えるため戦闘が長引いてしまう不慣れな方ほど有効になるスキルです。
まとめ
長々と書いてきましたが、歴戦王テオ・テスカトル攻略の基本的なポイントは
テオの左手側で欲張らないで戦う
という言葉に集約されます。もう少し掘り下げると
・テオの左手付近をキープしながら観察
・テオの攻撃中に隙を見て自分も攻撃をする
・テオが攻撃をやめたら自分も攻撃をやめて、また観察する
この3点がメインです。
強化ポイントの項でも述べた通り、歴戦王テオの最大の脅威は今までと同じ攻撃が速くて強いことなので、これらを心がけて慣れていくだけでしっかり戦えるようになります。
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