モンハン攻略戦記

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【MHW】ストーリーのネタバレ&場面ごとの感想 その4【モンハンワールド】

女性ハンター

『モンスターハンターワールド』のストーリーについて、ストーリーの流れ場面ごとの感想を書いていきたいと思います。『その3』の続きになりますので、先にそちらをご確認ください。

※結構辛口なことも書いていますが、一個人の意見なのでご了承ください。

■目次

こちらの記事もどうぞ

・ストーリーのネタバレ&場面ごとの感想 その3

・ストーリーのネタバレ&場面ごとの感想 その1

・ストーリーのネタバレ&場面ごとの感想 その2

完全なネタバレになりますので、これ以降は自己責任で閲覧してください。 

 

痕跡集め ~ エンディングまで

・ネルギガンテ討伐後アステラに戻り、作戦会議が開かれる。大団長の読みが外れたようで、ネルギガンテの影響で目覚めた古龍達が活動を停止することはなく、現在3体の古龍が確認されているとのこと。そりゃそうよね(´・ω・`)

 

 

・総司令の孫の調査班リーダーが古代樹の森、1期団のソードマスターが大蟻塚の荒地、瘴気の谷は3期団団長がメインとなって調査を行うことに。主人公は古龍の痕跡を集めることになる。

 

 

・主人公が痕跡を集め、古代樹の森の古龍は『クシャルダオラ』、大蟻塚は『テオ・テスカトル』、瘴気の谷は『ヴァルハザク』と判明。ちなみにテオ・テスカトルは過去にソードマスターと戦い引き分けた過去があるそう(この場合どっちが凄いのかは謎)。ヴァルハザクは20年前に一度だけ観測されたことがある古龍。 

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・主人公が古龍3体を撃破すると、かつてない調査団の成果に研究者たちは大忙し、アステラもお祭りムードになる。しかしそこに大団長がお忍びで帰還、主人公と受付嬢に声をかける。受付嬢も不穏な空気が察知したのか、あまり歓迎していない様子。

 

 

大団長曰く「古龍達を引き付けるエネルギーが収束する地を発見した」という。そこに主人公と受付嬢も来て欲しいというのだ。何故か他の調査団には内緒で行くとのこと。どうやらそこには竜人族のハンター(その1参照)もいるようで、すべてを超えた先でまた会う約束を果たすようだ。

 

 

・指定された場所に向かうとそこには竜人族ハンターと大団長の姿が。最後の調査には受付嬢を除いた三人+オトモで向かうことに。受付嬢はまたキャンプ待機。「必ず戻ってきますよね?」と受付嬢。戻ってくる約束をしていざ奥地へ。 

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竜人族のハンター曰く「瘴気の谷で死んだ古龍などは、分解され、地脈を通り蓄積し結晶化する。龍結晶の地はそうして出来上がり、そのエネルギーで陸珊瑚のような巨大な生態系が作られる」とのこと。そうして集められた『生命エネルギーが収束してできた巨大な結晶』がある地点に到達。

 

 

・しかし、3人+オトモがたどり着いたと同時に結晶から光線が放たれ、竜人族ハンターは気を失ってしまう。結晶の中から光と共に最終モンスターが誕生する。大団長には竜人族ハンターを安全な地点に逃がしてもらい、主人公が一人+オトモで食い止めることに。(ほんとイケメン) 

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・激闘の末、戦いの最後でモンスターが放った光のブレスが足場を破壊しモンスターもろともハンターも墜落しそうになるが、翼竜に捕まって戻ってきた大団長に間一髪救われる。

 

 

・何日間か気を失っていた主人公はアステラのベッドで目覚める。推薦組のハンターやアステラの面々に出迎えられる。そこで総司令が、調査団の任務完了の旨を皆に伝え、既にギルドへは使い出し、いずれ新大陸調査の任務が解かれることになるだろうと伝えられる。

 

 

何はともあれ祝杯だと、大団長の号令でアステラを上げたお祭り騒ぎになる。受付嬢は主人公との会話もそこそこに、おば様と話しをするためにオトモを連れて席を外してしまう。

 

 

・竜人族のハンターと大団長が代わりに席にやってきて、ラスボスについて言及。ラスボスは他者の生命エネルギー集め孵化する新モンスター。一種のフェロモンのようなものを発し、老齢の古龍を海の向こうからも集めた模様。それが古龍渡りの真実。そうして集めたエネルギーで孵化したところを、主人公に討ち取られた。

 

 

・祝杯中ながら総司令から招集が掛かり、アステラの全員が集められる。ギルドから返信が届いたとのこと。ギルドはラスボスを新種の古龍『ゼノ・シーヴァ』と命名。古龍渡りの謎を解明したことは誠に見事とし、調査団の任務はすべて完了、本国へ帰還の途につくように、とのこと。

 

 

・ギルドの通達には続きがあり「しかし、新大陸での調査は非常に有意義なものである。もし調査続行の意思があるならば、そのまま現地に残り調査を続行してもらいたい」とのこと。

 

 

・これからは明確な目的も定まっていないが、誰一人反対するものは無く、全員の意思で新大陸で調査を続行する意思を固める。そのために英気を養おうと、祝杯のご馳走にかぶりつく受付嬢であった。

 

 

・そして後日、新たなる狩りへ主人公と受付嬢が出かけるところでエンディング。

 

ここまでの感想

 これはあくまでストーリーのみの感想記事なので、痕跡集めが面倒とかラスボスが面白くないとかその辺の話は一旦おいておきます。

 

さて、物語の内容としてはひとまず大団円を迎えました。BGMや声優陣の演技など、エンディングは素晴らしいに尽きると思います。BGMの盛り上がりと共に、まだ見ぬ強敵に挑んでいくようなワクワクする終わり方は最高でした。

 

しかし、

 

エンディングが素晴らしいだけに、そこに至るまでの演出の雑さが余計に勿体なく感じてしまいます。最初は第3期団の研究施設で目覚める場面が無いところから始まり、フリが効いていない中の唐突の『誰お前』な大団長登場。

 

ネルギガンテ討伐後は演出の雑さに拍車が掛かりました

 

古龍3体もクエスト中の登場ムービーだけではなくて、ネルギガンテ討伐後にヤバいやつらが目覚めた感のあるムービー1個入れるだけでも全然モチベーションが上がると思うんですよね(ダークソウル3のOPのようなムービー)。

 

そして何よりNPCが何もしていなさすぎる!!ここが今回一番気に食わなかった点です。いや、モンハンのNPCなんていつだって何もしてないんですけどね・・。でも今回は満を持して「世界向けにストーリーガッツリあります」と言って売り出したわけですから、ストーリー上ぐらい特別な戦闘とかNPCとの共闘とかあってもいいんですよ?せっかく個性溢れるキャラたちがさっぱり役に立っていない。

 

戦闘だけならまだしも、ストーリー上もNPCの活躍部分の演出がスカスカすぎて「お前ら何もやってないじゃん。」と言いたくなるレベル。いや、設定上は色々やってるのはわかるんですよ。でもムービーやイベントシーンで全く描かれないNPCが活躍してるムービーなんて総司令の指示がちょっとと、戦闘に関してはソードマスターがネルギガンテに一撃入れた数秒しか無かったですよ。。これはいかがなものなんですかね。。

 

正直モンハンというシリーズを見てきた人たち(自分含め)にとっては、今回のストーリーでも凄い進化だ!と驚くことができます。しかし世の中の様々なゲームをプレイしていると、ストーリーを描く要所要所の演出の雑さに関しては擁護できません。さらに言えば今回期待をもって、初めてモンハンに触れた海外の人たちになんだこのストーリーは?となられる可能性があります。

 

モンハンは敵との戦いがメインだからストーリーは別にこんなもんでもいいんじゃない?と言っていては、ハードがPS4に変わったところで時代に取り残された『3DS』時代と何ら変わらない未来が待っています。時代に取り残される理由は、ゲームハード云々ではなく、クオリティの低い部分を『らしさ』や『このくらいで丁度いい』という逃げの発想から生まれると思います。今はアクションゲームとは言えストーリーがあって当然、そこにクオリティも求められて当然です。

 

とりあえず竜人族のハンターと大団長どっちかいれば十分じゃない?なにもしてないじゃん・・・。

 

さて、散々こき下ろしたところでなんですが、話の大筋は通っているしムービーのクオリティも高かったのは間違いなく事実です。NPCの掘り下げが無いことと、要所要所の演出が雑(不足)だという以外に、実はそこまで不満はありませんでした。これから続いていくであろう『ワールドの新作』に向けたフィードバックとして、あえてちょっと辛めに書きました。

 

ことストーリーに絞って感想を書けば、こんな感じです。ストーリーは新規ユーザーを取り込むうえで今後非常に重要なので、是非次回作でも期待したいですね!

 

なんだかんだストーリー楽しめましたよ!

 

また1から確認したい人はこちら! 

・ストーリーのネタバレ&場面ごとの感想 その1